『ジャック・リーチャー ~正義のアウトロー~』Amazon Prime Videoで初の快挙

2月に配信開始したAmazon Original 『ジャック・リーチャー ~正義のアウトロー~』が、Amazon Prime Video史上初の快挙を成し遂げたとTV Lineが伝えている。

米ニールセンが発表した2月7日の週に最も見られた配信オリジナル作品のランキングで1位を獲得した発表した『ジャック・リーチャー ~正義のアウトロー~』。これはAmazonオリジナル作品史上初めてのことだ。

イギリスの推理小説家リー・チャイルドの代表作「ジャック・リーチャー」シリーズをドラマ化した本作。映画ではトム・クルーズ主演で『アウトロー』『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』が製作され、注目を集めた。Amazonシリーズ版で主演を務めるのは『Titans/タイタンズ』のアラン・リッチソン。共演には『iゾンビ』のマルコム・グッドウィンや『スクリーム』のウィラ・フィッツジェラルドなどが揃う。

すでにシーズン2への更新も決定している本作は、16億分の視聴時間を記録。Netflixオリジナル『スイート・マグノリアス』シーズン2の全20話が獲得した15億6千万分を上回る数値をたたき出した。同週にはNetflixシリーズから『オザークへようこそ』、『令嬢アンナの真実』、『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』といった各大手配信サービスの目玉作が『ジャック・リーチャー』に続いている。ちなみに、視聴者層は『ジャック・リーチャー』は58パーセントが男性傾向。対し『令嬢アンナの真実』は70パーセントが女性だという。

ショーランナーのニック・サントーラ(『SCORPION/スコーピオン』)はTV Lineに対し「年内中に撮影を始めることができたらと思っている。もし事が十分に早く進行したら」とシーズン2製作の目途についてコメント。もし望み通りに予定が進めば、2023年には新たなエピソードを見ることができるかもしれない。

気になるのはシーズン2ではどの小説に基づいてストーリーが展開するのかというところ。元アメリカ軍の秘密捜査官ジャック・リーチャーを主人公にしたシリーズは、1997年からほぼ1年に1作以上のペースで新作が発表されており、今年秋頃には27冊目になる「No Plan B(原題)」が発表予定。膨大な原作から内容を選ぶ仕事はタフだというサントーラだが、「グッドニュースはリー・チャイルドが製作総指揮として参加してくれていること」と話している。Amazon Prime Video新たな代表作『ジャック・リーチャー』は、今後も大きな注目を集めそうだ。(海外ドラマNAVI)

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(2022年3月時点での情報です)

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Amazon Original 『ジャック・リーチャー ~正義のアウトロー~』