アカデミー賞外国語映画賞を受賞した『グレート・ビューティー/追憶のローマ』や、ジュード・ロウ主演のローマ教皇をモデルにしたドラマ『ピウス13世 美しき異端児』を手掛けたイタリアの名匠パオロ・ソレンティーノ。彼が最新作『LORO 欲望のイタリア』でモデルに選んだのは、スキャンダルにまみれた元イタリア首相シルヴィオ・ベルルスコーニ。11月15日(金)より全国公開となる本作の特別試写会に、15組30名様をご招待! 応募要項は以下の通り。
この男、カリスマか? 怪物か? かつてイタリアの名門サッカークラブ、ACミランのオーナー兼会長を務め、自分名義のメディアも所有していた大物政治家ベルルスコーニ。マフィアとの癒着や職権乱用も朝飯前の彼は、イタリアを長年にわたって牛耳り続けた。整形と植毛、女性問題や数々の失言ばかりが取り沙汰され、脱税問題で有罪になるが、その野心は衰えることを知らない。2006年、因縁の政敵に敗北して失脚したベルルスコーニは、首相の座に返り咲こうと動き出す...。
「当時のベルルスコーニにうごめいていた"感情"の正体を知りたい欲求に突き動かされた」というソレンティーノが、一人の男の勝利への願望、成功への執着、そして愛の挫折を、めくるめく狂乱と絢爛の世界に映し出してゆく。その過激にして華麗なる唯一無二の映像は圧巻。9年にもわたって首相の座につき、国民を熱狂させたベルルスコーニの魔力にも重なる陶酔の157分だ。主演は、『グレート・ビューティー/追憶のローマ』で2度目のヨーロッパ映画賞男優賞を受賞したトニ・セルヴィッロ。
イタリア、サルデーニャ。広大な敷地を持つゴージャスな高級ヴィラには、悪名高き「彼」が住んでいる。政治とカネ、マフィアとの癒着、職権乱用、女性問題に失言など、数々のスキャンダルで世間を騒がせたイタリアの元首相シルヴィオ・ベルルスコーニだ。政敵に敗れて失脚するも、一度はトップに登りつめた怪物的な手腕で、政権への返り咲きを虎視眈々と狙っていた。美女たちを招き贅の限りを尽くしたパーティで生気を養い、持ち前のセールストークで足場を固めていくベルルスコーニだが、政治家生命を揺るがす大スキャンダルが勃発する。
なお今回の試写会では、漫画家のヤマザキマリさんをゲストに迎えてのトークイベントも開催される。イタリア在住で、「テルマエ・ロマエ」「プリニウス」といった古代ローマをテーマにした作品も多く発表している彼女が、ベルルスコーニを描いた本作についてどんな話を聞かせてくれるのか、楽しみだ。
めくるめく狂乱と絢爛の世界が展開される『LORO 欲望のイタリア』は、11月15日(金)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開。
プレゼント名 | 映画『LORO 欲望のイタリア』トークイベント付き試写会チケットプレゼント |
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日 時 | 10月31日(木)18:00開場/18:30開演 |
会 場 | イタリア文化会館 アニェッリ ホール(九段下) 東京都千代田区九段南2-1-30(九段下駅(2番出口)から徒歩 10分) |
招待人数 | 15組30名様 |
応募締切 | 10月21日(月) 23時59分まで |
関連リンク | 公式サイト |
※プレゼントのご応募受付は終了いたしました
Photo:映画『LORO 欲望のイタリア』 11/15(金)よりBunkamuraル・シネマ、 ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー ©2018 INDIGO FILM PATHÉ FILMS FRANCE 2 CINÉMA