『NIKITA/ニキータ』マギー・Qが、ファンからの質問に答えちゃいました!

美しき暗殺者ニキータの復讐劇をドラマティックに描き出す『NIKITA/ニキータ』で、ヒロイン、ニキータをしなやかに演じているマギー・Q。スケール感のあるアクションをサラリとこなし、そのシリアスな役どころからクールなイメージがある彼女ですが、実際のマギーは驚くほど大らかでよく笑うチャーミングな人物。そんな彼女に今回海外ドラマNAVI編集部は、Twitterで募集したファンの方たちからの質問をぶつけてみました!

―― 『NIKITA/ニキータ』と言えばやはりアクションの部分が重要になってくると思うのですが、アクション・シーンに関してはどういった点にこだわっているんでしょう?

アクションの振り付け師と一緒にとにかく独創的なもの、『NIKITA/ニキータ』のオリジナリティが出るようなアクションを作り上げようというのが、私たちのテーマなの。だからいろんなスタイルを取り入れて、TVでは見た事のないアクションを作ろうとしているし、その目標は達成していると思うわ。

―― ファンの方の中には特にあなたのバイクシーンが好きだと言う方も多いんですが、プライベートでもバイクには乗られるんですか?

ホント!? (小声で)イエーイ!(笑)バイクについては2年前に『プリースト』という映画の出演のために練習したんだけど、普段はあまり乗ってないの。スタジオでは乗るんだけどね。公道はやっぱりちょっと怖いから(笑)車の方が安全だって気がするのよね。

―― 2年前に免許を取ったとは思えないほど堂に入ってますね! ちなみにさすがにこれは厳しいと思ったアクションはあったのですか?

全然!(笑)そういう日が来るのを期待してるくらいよ! あはは!

―― シーズン1である程度『NIKITA/ニキータ』の世界観が出来上がり、その上でシーズン2ではさらにドラマもディープになっていきますが、現場での雰囲気というのも何か変わったりしたのでしょうか?

いい質問ね! そうね、シーズン1の時は確かに手探りな部分もあったわね。私たちキャストだけじゃなく、脚本家もスタッフもこの番組をどういう方向に持っていくか、模索していたの。でもそれを経たからこそ、シーズン2では私たちはひとつのファミリーとして出来上がってきて、居心地も良くなってきたわ。だからシーズン1の頃より、共同作業もよりやりやすくなったの。あと数週間で今度はシーズン3の撮影に入るんだけど、きっとこれまでより絆が深まってもっとやりやすくなると思うわ。

―― TVシリーズというのはいつまで続くのか、先が見えない中で同じ役を何年も演じ続けるわけですが、そのモチベーションはどう保っているのでしょう?

本当に分からないわよね。シーズン3まで行った事自体ビックリよ!(笑)でもこれもひとえに素晴らしい脚本家たちのおかげなの。シーズン2に入るとニキータの事もいろいろと分かってくるんだけど、それがかなり驚きだったり、好奇心を刺激するような描かれ方をしているのよ。こういう新たな面が出てくると、見ている人はそれを楽しめると思うし、私も違う事が出来て成長する伸びしろを感じる事ができるから、それがモチベーションになっているわね。それもこれも脚本家たちがニキータを心底愛しているからだと思うの。彼らがキャラクターたちに興味を持っているからこそ、みんなも興味を持ってくれるんだと思うわ。

―― 特に印象に残っている撮影中のエピソードはありますか?

そうね~。ある時プールでマイケル(シェーン・ウェスト)との撮影シーンがあったんだけど、監督には最後のショットが終わったら教えてって事前に聞いておいたの。私は既にプールに入っていて濡れていた状態で、一方の彼は全く濡れてなくてスーツを着ててね。それで撮影が終わった時にシェーンに「ちょっと電話を貸してくれる? 私のは壊れてるみたいだから」って言ったのよ。彼はちょっと不安そうだったけど、一応電話を貸してくれたわ。で、その隙を見てシェーンをプールに落としたのよ!(笑) 彼は私とは違って案外生真面目なところがあるから、たまーにそうやってイタズラしてからかってるの。あはは!

―― ニキータを演じるようになってあなたのライフスタイルに新しく生じた変化というのはあるのですか?

ドラマの撮影をしていると、ほとんど私生活もなく仕事ばっかりという感じではあるんだけど、1箇所に留まって仕事が出来るのは嬉しい事だわ。映画の場合、いろんなところにロケに行って、短期間で転々とする事も多いけど、TVシリーズの場合はホテルにずっといなくてもいいし、家で料理したり、ある程度普通の事が出来るのが最高ね。それに犬たちと常に一緒にいられるもの。家族と毎日一緒にいられる今の生活をとても気に入っているわ!