『ボルジア家』お蔵入りとなった2時間TV映画用の脚本を、電子書籍として発売

ボルシア家 愛と欲望の教皇一族6月にシーズン3をもって番組終了した『ボルジア家 愛と欲望の教皇一族』だが、同シリーズの放送局である米Showtimeが、シリーズのフィナーレ用に用意されながらも実現しなかった2時間分の脚本を電子小説として発売すると発表。米Deadline Hollywoodが報じた。

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Showtimeは今月13日、同作のクリエイター、ニール・ジョーダンが最終回のために執筆した2時間TV映画『Borgia Apocalypse(原題)』用の脚本を小説化し、電子書籍として大手通販サイトのアマゾン、米国最大手書店チェーンのバーンズ・アンド・ノーブル、電子書籍の自己出版サイト、スマッシュワーズを通じて販売開始。番組の結末が書籍化されたことについて、Showtime側は「ニール・ジョーダンが描いた悪名高きボルジア家の終焉を、ファンの皆さまにお届けできて喜ばしく思います」とコメントしている。

ルネッサンス期の悪名高きローマ教皇、アレクサンデル6世(ジェレミー・アイアンズ)とその一族の愛憎劇を描いた同作品は、当初シーズン4で完結する予定だったが、シーズン3の放送中に急きょ打ち切りが発表された。エミー賞10部門にノミネートされ、2部門を受賞、主演のジェレミーがゴールデングローブ賞主演男優賞にノミネートされるなど、高い評価を受けていた作品だけに、打ち切りを知ったファンは激怒。専用サイト「Save the Borgias」で署名を募り、Showtime主催の屋外昼食会の上空に打ち切り反対のメッセージを掲げた飛行機を飛ばすなどのキャンペーンを展開したが、同局の決定が翻ることはなかった。その後、シーズン4のかわりにシリーズ・フィナーレに2時間映画が放送されるとのウワサも浮上したが、それも財政上の問題で見送られてしまっていた。

そんな中、書籍とはいえ、壮大な歴史ドラマの結末が明らかにされたことは、番組の熱狂的ファンにとってせめてもの慰めとなりそうだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:8月23日よりシーズン1のDVDが発売! 『ボルジア家 愛と欲望の教皇一族』
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