『ウォーキング・デッド』製作総指揮者が、エイリアン遭遇体験で有名な作家の小説をもとに新作SFドラマを立ち上げ

ウォーキング・デッド『ターミネーター』『エイリアン2』などのSF映画を大ヒットに結びつけ、『ウォーキング・デッド』ではゾンビドラマという新境地を開拓したベテランプロデューサーのゲイル・アン・ハード。その彼女が、エイリアンを題材にした新作SFドラマを米Syfy向けに立ち上げることになった。

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『Hunters』とタイトルのついた本作は、ベストセラー小説「Alien Hunter」を原作としている。作者は、「ウルフェン」「デイ・アフター・トゥモロー」を世に送り出したほか、エイリアンとの遭遇体験を発表して物議をかもしたホイットリー・ストリーバーだ。米ペンシルバニア州の捜査官だった主人公フリン・キャロルは、妻の不可解な失踪により容疑をかけられてしまう。容疑を晴らし、妻を見つけようと奮闘する過程で、エイリアンが社会に潜伏している証拠をつかむことに。アメリカ政府はエイリアンのテロ活動を阻止するべく秘密組織を設置していた...というストーリーになっている。

ハードとともに製作総指揮に名を連ね、脚本を担当するのは、『HEROES/ヒーローズ』『V』に携わってきたナタリー・チャイデスで、90分枠のドラマになるという。

ハードは本プロジェクトのほかにも、第二次大戦時を舞台にエイリアンの陰謀を描くSFドラマ『Horizon』(USA局)、宇宙SFドラマ『Clandestine』(Syfy局)、スタントマンが主人公のドラマ『Crush And Burn』(FX局)、マイアミでモデルにスカウトされた男が主人公のダークコメディ『Dirty/Pretty』(E!局)を立ち上げるべく、多忙な日々を送っているところ。幼いころからコミックやSF、ホラーに触れ、ジャンル物に多大な貢献を果たしてきた彼女の新作に期待したい。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ウォーキング・デッド』
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