【ややネタばれ】『メンタリスト』シーズン7更新に向けて、ファンが支援活動を開始

主人公パトリック・ジェーン(サイモン・ベイカー)が、型にハマらない独自の捜査方法で難事件を解決する姿を描いた大人気クライム・サスペンス『THE MENTALIST メンタリストの捜査ファイル』。現在、米CBSでシーズン6を放送中だが、多くのファンが新シーズン更新に向けた支援活動を始めたようだ。

米E! Onlineでは、毎年「Save One Show(1つの番組を救え)」という投票を行っており、この投票対象の1つに『メンタリスト』が含まれており、現在、第2位(12.96%)の投票数を獲得している。投票対象は全部で20番組あり、多くは『Almost Human』や『Dracula』『Intelligence』など昨年スタートしたばかりの新番組が並んでいる。

(以下、シーズン6のややネタばれを含みますのでご注意ください!)

新番組などが生き残りをかける中、本作が投票対象となった理由は、シーズン6で宿敵"レッド・ジョン"と決着がつき、ジェーンたちが新たな環境で活躍していくことで、もともとの視聴者が離れてしまうのではないかという懸念にあるようだ。

しかしクリエーターのブルーノ・ヘラーは「あまり、気にしていないよ...。私たちはみんな、物語の一つの章が終わったよう感じているんだ。はっきり言えば、この番組の価値として最も大きな財産はサイモン(・ベイカー)の頭の中と彼の行動にあると思っているよ」と語っており、番組の先行きにはあまり心配をしていなかったようだ。ヘラーは、さらに「"レッド・ジョン"との決着がついた後に、素晴らしい番組になると思っているんだ。それを好きになるか否かは、視聴者が決めることだよ」と続けている。

「Save One Show」での得票数を見る限り、ヘラーの予想は間違っていなかったようで、主人公のジェーンがどこで、誰と対決するのであろうが、本作を観続けたいというファンが多いことは確かなようだ。

「Save One Show」では、これまでに『CHUCK/チャック』や『One Tree Hill/ワン・トゥリー・ヒル』『コミ・カレ!!(原題:Community)』などが、投票やファンたちのTwitterでの応援により、打ち切りを免れているという。(海外ドラマNAVI)

Photo:『THE MENTALIST メンタリストの捜査ファイル』
(c)Warner Bros. Entertainment Inc.