大河ファンタジー『ゲーム・オブ・スローンズ』は、先日、米HBOで放送されたばかりのシーズン4プレミア放送でも高視聴率を叩き出すなど、世界中で大ヒット記録を更新し続けている人気シリーズ。その驚異的な人気が、新たに誕生する赤ちゃんの名前にも影響を与えているようだ。
英The Telegraphによれば、イギリスの国家統計局が公開している人気の名前リストからいくつかのキリスト教で一般的な名前が消え、代わりに人気のドラマ・シリーズのキャラクターの名前が見られるようになったという。その中でも、『ゲーム・オブ・スローンズ』のキャラクター名が目立つようになったという。
2013/14年に登場したのは、女の子の名前ではデナーリス（Daenerys）やキャトリン（Catelyn）、アリア（Arya）といったもの。男の子では、ティリオン（Tyrion）やシオン（Theon）、ブラン（Bran）などの名前が見られるようになった。ブラン以外は、自分の名前の発音の仕方を説明しなければならない可能性がつきまとう名前だ。
本国のアメリカでも、『ゲーム・オブ・スローンズ』にちなんだ名前は人気のようで、アメリカの社会保障局によれば、2012年には146組の親がカリーシ（Khaleesi：ドスラクの族長"カール"の妻としての称号）を自分たちの子どもの名前に選んでいるという。
日本でも、一世を風靡したドラマのキャラクター名がその時代の新生児の名前に多く見られることがある。どうやらこれは世界共通の現象のようだ。（海外ドラマNAVI）
Photo：名前も人気！ デナーリス（エミリア・クラーク）
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