アメリカでシーズン4が放送中のダークファンタジー・ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』。その舞台となる広大なウェステロス大陸とエッソス大陸をとらえたインタラクティブ・マップを、ファンが作成したことが話題になっている。The Guardianなどが紹介した。
このマップは、"theMountainGoat"というファンが作ったもので、Googleマップをベースとしたインタラクティブな操作が可能。多くの登場人物たちがたどった旅路を追うことができるほか、登場人物の名前や王家のアイコンから、原作小説・TVシリーズのWikiへとジャンプして詳細な情報を参照することもできる。複雑に入り組んだ世界観を把握するのに役立ちそうだ。
しかも、小説やTVシリーズの途中までしか見ていないファンに向けた工夫も凝らされていて、画面右上のバーを左右に動かせば、これまでに読んだ（見た）章やエピソードに表示を限定できる。つまり、マップ上ではネタばれを気にしなくてもよくなるのだ。
シリーズ原作者のジョージ・R・R・マーティンもマップの出来を評価しているようで、2年前に同じファンが作った原型版を「たいそう見栄えのいい地図だ。当人がもっている知識を考慮すれば、かなりよくできている」と褒めたほど。
ただし、読者・視聴者が知りようがなかった土地の位置や形状、大きさなどは推測によるところが大きく、マーティンによれば不正確なところもあるという。あくまで参考程度にとらえるべきだが、壮大な世界観をひもとくガイドとして使えそうだ。
『ゲーム・オブ・スローンズ 第四章：戦乱の嵐－後編－』はスターチャンネルにて今年7月放送スタート、これに先駆けて『ゲーム・オブ・スローンズ 第三章：戦乱の嵐－前編－』が、同局【STAR3】（二ヵ国語版）にて、4月20日（日）より毎週日曜22:00～、【STAR1】（字幕版）にて4月21日（月）より毎週月曜21:00～より放送スタートとなる。（海外ドラマNAVI）（海外ドラマNAVI）
Photo："theMountainGoat"で検索するとイイことあるかも 『ゲーム・オブ・スローンズ』
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