ゾンビがはびこる終末の世界を描いた大人気パニック・サバイバル・ドラマ『ウォーキング・デッド』。本国アメリカではシーズン5前半のフィナーレが放送されたばかりだが、その衝撃的な内容の一部が放送局AMCの公式Facebookで公開され、ファンから大ブーイングの投稿が相次いだという。米Peopleほかが伝えた。
同Facebookで問題の投稿があったのは、アメリカ東海岸での放送直後で西海岸では放送前(!)の時点だったという。言うまでもなく東海岸でも録画予約をしていた人もいれば、他の国で未視聴のファンもいる。投稿には、フィナーレを楽しみに待っていた視聴者から続々と動揺と怒りの声が寄せられ、翌日、同局は謝罪コメントを載せた。
(以下、シーズン5前半フィナーレの超ネタばれがあります。ご注意ください!)
同作の公式Facebookに投稿された問題の投稿とは、主要キャラのベス(エミリー・キニー)の死が明かされた写真。悲しみに表情をゆがめたダリル(ノーマン・リーダス)がぐったりしたベスを抱きかかえている衝撃的な一枚で、「安らかに、ベス」とのコメント付きだ。
すぐさまファンから14万近くものコメントが殺到。そのほとんどが十分な時間を置くことなく、ネタばれしたことに対する抗議で、ベスの死を悲しむ声はわずかだったという。英The Telegraphによると、同投稿は西海岸の放送が終わるまでいったん削除され、後で再び掲載されたというが、Facebookの設定が"ハイライト"表示となっていれば、見えてしまっていたという。
AMCは謝罪コメントで、ネタばれのミスを認め、「今後は西海岸(米国)の放送前に、いかなるネタばれも公式のフィードには流れないよう約束します」としている。この西海岸に限ったネタばれしません宣言に、海外のファンなどからは、なおも抗議のコメントが寄せられている。(海外ドラマNAVI)
Photo:ネタばれにも程があるわ!『ウォーキング・デッド』シーズン5
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