『Glee』マーリー役のメリッサ・ブノワ、『Supergirl』主役に抜擢

DCコミックのスーパーヒロイン、スーパーガールを主人公とする米CBSの新作ドラマ『Supergirl』。本作において、『Glee』でシーズン4からマーリー役を演じている新進女優のメリッサ・ブノワが主役を射止めた。The Hollywood Reporterが報じた。

『Supergirl』の主人公カーラ・ゾーエルは、有名ないとこ(スーパーマン)と同じく、故郷クリプトン星の破壊をまぬがれて地球にやってきた女性。ダンバース家に育てられ、スーパーパワーをみだりに用いないように教えられたカーラは、24歳を迎えるころには自信を喪失していた。眼鏡をかけてひっつめ髪にしているので、かわいい容姿も意識していない様子。

ところが、予期せぬ災害でスーパーパワーを使うことを余儀なくされたカーラは、それを機に自らの能力を受け入れ、ヒーローの道を歩みはじめることになる、というストーリー。

パイロットの脚本を担当するのは、米CWで放送中のアメコミヒーロー・ドラマ『ARROW/アロー』と、そのスピンオフ『The Flash』の番組クリエイターであるグレッグ・バーランティ。『CHUCK/チャック』の製作総指揮者だったアリ・アドラーとともに、製作総指揮も務める。

カーラ役のオーディションには多くの女優が参加し、『ヴァンパイア・ダイアリーズ』のクレア・ホルトも有力候補に挙がっていたと伝えられている。

今回の抜擢について、メリッサ本人は「スーパーヒーローの絵文字があったらいいのにな。絵文字は出せないけれど、すっごく楽しみ!」と喜びのツイートを発信している。

なお、スーパーガールの役はこれまでに、1984年の映画『スーパーガール』でヘレン・スレイター、『ヤング・スーパーマン』ではローラ・ヴァンダーヴォートが演じた。メリッサの演じるスーパーガールはどんな活躍を見せてくれるのだろうか。(海外ドラマNAVI)

Photo:メリッサ・ブノワ
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