『きっと、星のせいじゃない。』サム・トラメルが父親役について語る

ジョン・グリーンの人気ベストセラー小説を『(500)日のサマー』の脚本家コンビが映画化した『きっと、星のせいじゃない。』(原題:The Fault in Our Stars)が、2月20日(金)より公開となる。

先日、主人公のヘイゼル役シャイリーン・ウッドリーのインタビューをお伝えしたが、本作でヘイゼルの父親マイケルを演じるサム・トラメルがシャイリーンとの共演について語っている。

サムは『Dr.HOUSE』『BONES』『トゥルー・ブラッド』など、TVドラマシリーズにも数多く出演している俳優だ。本作でサムが演じるのは、がんを患うヘイゼルがいつ倒れてしまうか心配しながらも、彼女の生き方を尊重し、心から娘を愛している優しい父親。ヘイゼルとガスがアムステルダム旅行に行った際、一人家に残って待っていたマイケルは、帰国日に空港まで迎えに行く。そして「My Beautiful Family (And GUS).」僕の美しい家族(そしてガス。)と書かれたプレートを掲げる。愛する娘が無事に帰国したことに安堵し、涙しそうなマイケルの姿は、劇中で感動を誘うシーンの一つだ。

実生活では双子の父親でもあるサム。「シャイリーンは素晴らしい女優だよ。とても正直だし、常に人から何かを学ぼうとする姿勢を崩さない。現代において最高の女優の一人だ」と愛する娘を演じるシャイリーンを称賛している。また、これから本作を観る観客に向けて「この物語を観たら、きっと泣いたり、笑ったりするだろうね。僕はそういうエンタテインメントが大好きだ。ヘイゼルの前向きな考え方や知識を得て、人生に活かせると思っているよ」と話している。

『ファミリー・ツリー』で主演ジョージ・クルーニーの娘役を演じゴールデン・グローブ賞にノミネートされたキャリアを持つシャイリーンとサムが、どんな父娘関係を演じるか楽しみだ。

『きっと、星のせいじゃない。』は、2月20日(金)より全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)

Photo:『きっと、星のせいじゃない。』(C)2014 TWENTIETH CENTURY FOX