ゼイン・マリクが英人気グループのワン・ダイレクションを脱退「普通の22歳になりたい」

今月25日、英国の大人気ボーイズグループ、ワン・ダイレクション(以下、1D)のFacebookページにて、メンバーの一人であるゼイン・マリクが脱退することが発表された。現在、1DはワールドツアーOn the Road Againの最中。数日前に、ゼインはストレスによる体調不良を理由にツアーを離脱していた。

1DのFacebookページの投稿には、「すばらしい5年を過ごしたのち、ゼインは1Dから離れることに決めました」と記述されている。グループの今後については、「1Dはナイル(・ホーラン)、ハリー(・スタイルズ)、リアム(・ペイン)とルイ(・トムリンソン)の4人で継続していきます。今後のワールドツアーにおけるコンサートと年内にリリース予定の5枚目のアルバムのレコーディングを楽しみにしています」と続いた。

同じ投稿には、ゼイン本人からのコメントも掲載。ゼインは「1Dと歩んだ僕の人生は想像を超えるほどすばらしいものでした。ですが5年経った今、グループを去る時期だと感じています。もし僕がファンのみんなをがっかりさせてしまったらお詫びします」とファンに謝罪しながら、「でも自分が心から正しいと思えることをする必要があった。スポットライトの当たらない場所でリラックスしたプライベートな時間を過ごすことのできる普通の22歳になるために脱退します」とグループを辞める理由を説明した。ゼインはほかのメンバーについて、「ルイ、リアム、ハリー、ナイルは生涯の友達。これからも世界で最高のグループであり続けるはずです」と言及している。

2010年、英国の音楽オーディション番組『Xファクター』で結成された1Dは、デビュー後、爆発的な人気を世界中で獲得。「ホワット・メイクス・ユー・ビューティフル」「リトル・シングス」「ストーリー・オブ・マイ・ライフ」などの曲を大ヒットさせた。2013年には3Dコンサートムービー『ワン・ダイレクション THIS IS US』も公開された。(海外ドラマNAVI)

Photo:ワン・ダイレクション(中央がゼイン)
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