現在、Dlifeで放送中のドラマ『よみがえり ~レザレクション~』は、豪華な制作陣と実力派キャストが揃い、「この世を去った人がある日突然生き返ったら」という設定で複雑な人間ドラマを描いて好評を博している。そんな本作のジェイソン・モットによる原作が、新文庫レーベル「ハーパーBOOKS」から7月22日(水)に発売される。
『よみがえり ~レザレクション~』は、2002年公開の日本映画『黄泉がえり』の米国版とも言えるヒューマンサスペンスドラマ。今回発売される原作の舞台は、アメリカの静かな田舎町。50年前に8歳の息子を亡くし、悲しみに寄り添いながら暮らすハロルドとルシールの前に、亡くなった息子ジェイコブが当時のままの姿で現れる。戸惑いを隠せない中、世界では次々に"死者が生き返る"という謎の事件が起きるのだった...。
ドラマ版の製作総指揮には、『キリング/26日間』や『ダメージ』『クリミナルマインド』などで実績を残したアーロン・ゼルマン。さらに、ブラッド・ピットが率いるPLAN Bが制作会社の一つとして参画しており、18カ国で放送される大人気ドラマとなっている。
今回、『よみがえり~』の原作を発売する「ハーパーBOOKS」は、ハーレクインが7月1日よりハーパーコリンズ・ジャパンと社名を変え、新しく創刊した新文庫レーベル。本レーベルは今後、200年近い歴史と65以上のレーベル、20万点以上の作品を展開してきたハーパーコリンズ・パブリッシャーズの作品を中心に、世界中で話題の新作や旬のベストセラーを続々と刊行していくという。
創刊にあたっては、本作のほかにダニエル・シルヴァが著した「亡者のゲーム」とマリア・V・スナイダーが著した「毒見師イレーナ」も同時発売される。
「亡者のゲーム」は、全米ベストセラー第1位を記録した本格スパイスリラー。ジャーナリストとしての経歴を活かして綿密に取材した事実を元に書き上げることでも知られるシルヴァの謀略サスペンスは世界中で大ヒットを記録している。また、「毒見師イレーナ」は世界シリーズ累計82万部を突破したファンタジーで、著者のデビュー作としても知られる作品だ。『よみがえり ~レザレクション~』の原作はもちろんだが、これら米国発の上質なエンターテインメントにも注目してもらいたい。
『よみがえり ~レザレクション~』は7月22日(水)にハーパーコリンズ・ジャパンの新文庫レーベル「ハーパーBOOKS」より刊行。(海外ドラマNAVI)
Photo:『よみがえり ~レザレクション~』