米ディズニーのロバート・アイガー会長は、スター・ウォーズ(SW)新三部作の後も、SW映画を作り続けることを明らかにした。英BBC Newsbeatが伝えた。
アイガー会長は、SW映画は現在、4作品がそれぞれ制作準備や制作の段階にあると述べた上で、「この後も、もっと作品が出てくるでしょう。作品の数や制作の頻度は分かりません」と話したということだ。
新三部作の第一弾となる『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は、世界市場で20億ドル近い興収を記録。『アバター』に次ぐ驚異的なヒット作となったことを、米Forbesなどは報じている。
今後のSW映画ですでに発表されているのは、『Rogue One: A Star Wars Story(原題)』(今年12月16日公開予定)、『Star Wars: Episode VIII(仮題)』(2017年12月15日公開予定)、若き頃のハン・ソロが主人公となる映画(2018年公開予定)、『Star Wars: Episode IX(仮題)』(2019年公開予定)の4作品。(このほか、賞金稼ぎのボバ・フェットが主人公となる映画の企画が噂されているが、アイガー会長の発言では触れられていない)
2012年に40億ドルもの巨額を投じてルーカスフィルムを買収したディズニーが、SWで長期的な利益を生み出そうとしていることは自明だった。今月初めには、カリフォルニア州のディズニーランドで、SWランドの建設準備が始まっている。
アイガー会長は先月にも、『アイアンマン』や『キャプテン・アメリカ』などを筆頭とするマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)について、拡張を止めるプランはないと話していた。
観客がMCUに飽き始めている徴候はないのか、と尋ねられた同会長は、「いえ、飽きているとは思いません。物語作りの基準を上げることで観客はワクワクしながら見続けてくれますし、物語の新鮮味が保たれています。それこそが私たちの仕事なのです」と答えている。(海外ドラマNAVI)
Photo:『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
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