スタートレック・シリーズや『ボストン・リーガル』で有名なウィリアム・シャトナーが、バットマンのアニメ映画で、悪役トゥー・フェイスの声を演じることになった。
CBR.comが伝えたところによると、先週開催された米ニューヨーク・コミコンのパネルトークで、配役の情報が明かされたとのこと。
ウィリアムが声の出演をするのは、1960年代のTVシリーズ『バットマン』のテイストを再現したアニメ映画『Batman vs. Two-Face(原題)』。前作にあたる『Batman: Return of the Caped Crusaders(原題)』(アメリカでは11月1日(火)にDVD/ブルーレイが発売)には、TVシリーズの出演者だったアダム・ウェスト(バットマン役)、バート・ウォード(ロビン役)、ジュリー・ニューマー(キャットウーマン役)が、60年代当時と同じ役で声の出演をしている。
コミコンのパネルトークでは、60年代のTVシリーズには出てこなかったキャラクターとして、トゥー・フェイスが続編映画に登場することが明かされ、ウィリアムのコメント映像が続いて上映された。「バットマンの悪役としては未踏の地に、私が勇敢に乗り出すのを、皆さんは待ちきれないでしょうね。来年、私とアダム・ウェストという、古きアイドルが共演します!」と、ウィリアムは話している。
トゥー・フェイス(本名ハーヴェイ・デント)は原作コミックにおける代表的な悪役の一人で、もともとは地方検事だったという設定。顔の左半分がひどく損傷し、コイントスで自分の行動を決める。実写映画『バットマン・フォーエヴァー』ではトミー・リー・ジョーンズ、『ダークナイト』でアーロン・エッカートが同役を演じた。
なお、ウィリアムが声の出演をする『Batman vs. Two-Face』は、アメリカではDVD/ブルーレイの発売が2017年に予定されている。(海外ドラマNAVI)
Photo:ウィリアム・シャトナー
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