人気ガールズグループ、フィフス・ハーモニーのローレン・ハウレギが、ドナルド・トランプ次期大統領候補の支持者に苦言を呈し、自分がバイセクシャルであることを告白した。米Us Weeklyが報じている。
ローレンがBillboardに寄せた声明には、「トランプを支持するすべての人たちは、トランプに投票したからといって自分が人種差別主義、性差別主義、外国人差別主義のバカではないと主張しようとしている。それでもそんな言葉に価値はないの。あなたたちの行動は、私たちが国として社会的に成し遂げてきた進歩の全てを破壊することにつながっているのだから。あなたたちが政府や世界の動きに無知で、理解することを拒否したために、権力を欲しがるビジネスマンにアメリカ合衆国を支配されることを許してしまったのよ」と、まず、トランプと選挙で彼に投票した人たちへの批判が綴られていた。
さらに続けて、「あなたたちは、あなたたちのヘイトを後ろ盾に18カ月間選挙活動をしていた人に投票したのよ。彼は、"政治的に正しい"世界を見ていたあなたたちにそのことを恥ずかしいと思わせ、暗い部分に話しかけることで人々を巧みに操ったの」と述べ、そのような行動は宗教心にも欠けていると指摘した。
そして、「私はバイセクシャルのキューバ系アメリカ人で、そんな自分を誇りに思っているわ。愛や教育、他人へのサポートを分かち合うだけのコミュニティの一員であることが誇りよ。故郷を離れて、言葉や文化が違う新しい世界に来て、家族のために怖がることなく新しい生活を始めた移民たちの孫であり、娘であることを誇りに思っているの」と、自分がバイセクシャルであることを認め、自分のルーツを堂々と語った。今月初め、ローレンは見知らぬ女性とキスしている写真出回ったことで注目されていた。
声明の最後には、トランプ支持者に対し、世界を広げ、自分たちは一人ではないこと、モラルを守ることの意味に気づいてほしいと呼びかけ、危機的状況に警鐘を鳴らした。(海外ドラマNAVI)
Photo:ローレン・ハウレギ
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