『スキャンダル』スコット・フォーリー、新作ドラマで殺人事件の容疑者に

米Investigation Discoveryが新たに製作する2時間のTV映画『Fatal Vision(原題)』に、人気TVシリーズ『スキャンダル 託された秘密』のジェイク役で知られるスコット・フォーリーが出演することが分かった。米Deadlineが報じている。

本作は、実際に起きた殺人事件の真相に迫りベストセラーとなった米人作家ジョー・マッギニス著の同名書籍が原作。1970年、米軍の基地内で妊婦の母コレットさんと、キンバリーちゃんとクリステンちゃんという二人の娘が惨殺される事件が発生。この残忍な事件の容疑者となったのが軍医で一家の父であるジェフリーだった。当初、ジェフリーは親族とともに裁判を起こしていたが、証言に不審な点があったことがきっかけで一転して容疑者として疑われ始めた。彼は一貫して無罪を主張していたが、結果的に裁判で有罪判決を受け、無期懲役の刑に服している。TV映画化に当たり、スコットはこのジェフリー役を演じることになった。

「Fatal Vision」が映像化されるのは2度目のことで、1984年に同じタイトルで(邦題は『疑惑』)ミニシリーズとして放送された。ゲイリー・コールマン(『グッド・ワイフ』)やカール・マルデン(『欲望という名の電車』)らが出演し、ジェフリーの義父を演じたカールはエミー賞ミニシリーズ部門の助演男優賞を獲得した。

プロデューサーはニコラス・マッカーシー(『ホリデーズ』)とリンダ・バーマン(『メリー・ゴースト・クリスマス』)。制作はLincoln Square ProdsとABC Studios。(海外ドラマNAVI)

Photo:スコット・フォーリー
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