『スパイダーマン』キルステン・ダンスト、新作ドラマは1990年代が舞台のブラックコメディ

大人気ヒーローアクション映画『スパイダーマン』シリーズのヒロイン、メリー・ジェーン役で知られるキルステン・ダンストが、米AMCにて新たに製作される新ドラマ『On Becoming a God in Central Florida(原題)』で主演&製作総指揮を務めることが分かった。米TV Lineが報じている。

本作は1990年代を舞台に、自由企業制の発展とアメリカン・ドリームを追及する一人の女性について描くダークコメディ。キルステンが演じるのは、ウォーターパークで働く未亡人クリステン・ギル。彼女が自分を破滅に追いやったネズミ講の組織でトップに立つために、画策し、嘘をついて人をだましていく姿をユーモアに描く。脚本はロバート・フンケとマット・ラッキー。監督は、コリン・ファレル(『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』)とレイチェル・ワイズ(『ナイロビの蜂』)が共演した異色のSF映画『ロブスター』を手掛けた奇才ヨルゴス・ランティモス。

カメラの前後で本作を引っ張っていくことになるキルステンだが、製作総指揮にはハリウッドのトップスター、ジョージ・クルーニーと、彼とともに製作会社を起ち上げ『グッドナイト&グッドラック』や『アルゴ』、『ミケランジェロ・プロジェクト』、『マネーモンスター』など、数々のヒット作を生みだしたグラント・ヘスロヴという最強のコンビが加わる。

ブレイクした『スパイダーマン』シリーズ以外にも、『チアーズ!』、『エターナル・サンシャイン』、『マリー・アントワネット』、『バチェロレッテ -あの子が結婚するなんて!』といった映画で活躍してきたキルステン。かつては大人気医療シリーズ『ER 緊急救命室』に出演し、2015年に出演した『FARGO/ファーゴ2』ではゴールデン・グローブ賞とエミー賞にノミネートされ再び注目を集めた。今後はTVでの活躍も期待される。(海外ドラマNAVI)

Photo:キルステン・ダンスト
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