『ギルモア・ガールズ』、『フルハウス』、『24 TWENTY FOUR』、『ウィル&グレイス』といった人気ドラマが復活版として製作されている昨今。世界を震撼させたあの超大ヒットドラマも復活する可能性があるのか? 2004年から6シーズンに渡り放送され、エミー賞やゴールデン・グローブ賞など数多くの賞を受賞し、世界中で社会現象とも言える大反響を引き起こした『LOST』のクリエイターの一人、デイモン・リンデロフ(『スター・トレック』『トゥモローランド』)が米Cinema Blendに、同作の復活版の可能性について語った。
「(製作総指揮の)カールトン・キューズ(『ストレイン』『刑事ナッシュ・ブリッジス』)と私は、いつも(知的財産権における)どんな試みも大歓迎だと言っていたんだ。『LOST』は、私たちよりも、そして同じクリエイターのJ・J・エイブラムス(『パーソン・オブ・インタレスト』『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』)よりも大きな存在となってしまった。ジョージ・ルーカスが「スター・ウォーズ・ユニバース」(同シリーズの公式メディアライセンスを扱う)を売却して、今や『スター・ウォーズ』を見て育った世代がそれに携わる仕事をしているということは、とても素晴らしいと思う。もしかすると、『LOST』にも同じことがいえるのかもしれない」と、新しい監督やキャストによって新作が作り続けられている『スター・ウォーズ』シリーズを例に挙げて語った。
『LOST』は1エピソードにつき約1000万人が視聴しており、全シーズンの中で最高視聴率だったシーズン3では、最高時で1780万人の視聴率を誇った。リンデロフが語るように、これから数年後、『LOST』を見て育った人たちが新たなストーリーラインを作ったシリーズを復活版として製作するのかどうか...。同作の今後についても随時注目していきたい。(海外ドラマNAVI)
Photo:『LOST』
(C)Touchstone Television