『ママ恋』脚本家とフレッド・サヴェージ、人種をテーマにしたシットコムを製作へ

『ママと恋に落ちるまで』の脚本家コートニー・カンと、『フアン家のアメリカ開拓記』のショーランナー、ナーナチカ・カーンが、米NBCで人種が入り混じった家族を描くコメディを製作することが分かった。米Deadlineが報じている。

カンの人生をもとに企画が生まれた本作は、フィラデルフィア郊外で暮らす混血一家に生まれた少女が主人公。現実世界の人種やジェンダーの問題に揉まれながらも、決して自分を見失わず憧れの歌手ポーラ・アブドゥルのような女性になろうと奮闘する姿を追う物語。製作は20th Foxテレビジョンで、脚本はカンが執筆する。また、『モダン・ファミリー』や『NYボンビー・ガール』などの人気コメディでメガホンを取ってきたフレッド・サヴェージ(『ワンダー・イヤーズ』)が本作のパイロット版で監督を務める。

最近は家族をテーマにしたコメディがトレンドで、『Speechless(原題)』(ABC)や『American Housewife(原題)』(ABC)、『Imaginary Mary(原題)』(ABC)、『Kevin Can Wait(原題)』(CBS)、『Man With a Plan(原題)』(CBS)、『Son of Zorn(原題)』(FOX)、『The Mick(原題)』(FOX)、『Marlon(原題)』(NBC)、『This Is Us(原題)』(NBC)など昨年のパイロットシーズンでは多くのファミリーコメディが製作された。また、Netflixでは『フラーハウス』や『ギルモア・ガールズ』など、人気を博したファミリーコメディのリブート版製作も注目を集めた。(海外ドラマNAVI)

Photo:フレッド・サヴェージ
(C)Megumi Torii/www.HollywoodNewsWire.net