【追悼】ビル・パクストン、印象的だった出演作10選

先月25日、手術中の合併症で帰らぬ人となってしまった名優ビル・パクストン。『タイタニック』や『アポロ13』といった大ヒット映画だけでなく、TV界でも幅広く活躍をしてきたビルの出演作をご紹介したい。

■『ターミネーター』(1984年)
多くのジェームズ・キャメロン作品に出演してきたビルだが、今作ではターミネーターに襲われるチンピラ役で登場。

■『アポロ13』(1995年)
月面着陸を目指し選ばれたチームの一員、フレッド・ヘイズを演じていた。

■『タイタニック』(1997年)
タイタニック号とともに沈んだとされる宝石を探すトレジャーハンター役で出演。監督はジェームズ・キャメロン。

■『ビッグ・ラブ』(2006年~2011年)
宗教上の理由から一夫多妻制を実践するホームセンターの経営者ビルを演じ、3度のゴールデン・グローブ賞へノミネートされている。

■『ときめきサイエンス』(1985年)
ジョン・ヒューズ監督作品ではイラン・ミッチェル=スミス演じるワイアットの兄、チェット役で登場していた。

■『エイリアン2』(1986年)
今でも印象に残る名台詞として語り継がれる「Game over, man! Game over!」を残した今作では、気性の激しいハドソン上等兵を演じていた。

■『ツイスター』(1996年)
スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮、日本でも話題となり知名度を上げることになった大作映画の『ツイスター』ではヘレン・ハントと共演し、ストーム・チェイサーのビルを好演。

■『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(2014年)
日本のSF小説を映画化した今作ではトム・クルーズとエミリー・ブラントと共演。ビルはファレウ軍曹を演じていた。

■『エージェント・オブ・シールド』(2013年~2014年)
『アベンジャーズ』のスピンオフドラマとして大人気の今作では、悪役ジョン・ギャレットとしてゲスト出演。

■『シンプル・プラン』(1998年)
アカデミー賞2部門にノミネートされたサム・ライミ監督のサスペンス映画では主人公のハンクを演じていた。

なお、2001年の映画『トレーニング デイ』を元にした米CBSの新作ドラマ『Training Day(原題)』では主人公を演じ、アメリカでは先月7日にプレミア放送がされていたばかり。遺作となった映画はエマ・ワトソンと共演をした『The Circle(原題)』である。

(海外ドラマNAVI)

Photo:ビル・パクストン
©Megumi Torii / www.HollywoodNewsWire.net