故ビル・パクストン主演ドラマ、次エピソードにて追悼映像放送を決定

2月25日(土)に、合併症により61歳の若さで亡くなったビル・パクストン(『『タイタニック』『アポロ13』)の訃報は、多くの業界人とファンに衝撃を与えた。その故人ビルが主演している米CBSのクライムドラマ『Training Day(原題)』の3月2日(木)放送回で、ビルの追悼映像が冒頭に組み込まれることが明らかとなった。米Varietyなどが報じている。

2001年の映画『トレーニング デイ』を元にしたこのドラマは、2月7日(火)にアメリカでプレミア放送されたばかり。すでに4話が放送されており、ジャスティン・コーンウェル(『Empire成功の代償』)とともにロサンゼルス警察の刑事を演じている。ビルの演技は非常に高い評価を受けている一方、ここまでの視聴率はあまり芳しくない。CBSと製作会社のワーナー・ブラザーズは「我々は本当にショックを受けています。ビルは、非常に才能豊かで人気も高く、多くの映画やテレビ番組で活躍してくれました。彼の情熱やあたたかさ、人を巻き込む魅力でいつも周りを明るくし、仕事場でのちょっとした面白い話をよく語ってくれたことを決して忘れません。ルイーズ夫人とビルの二人のお子さんにお悔やみを申し上げます」とコメントしている。

ビルが主演を務める『Training Day』は、昨年12月にシーズン1、13話全ての撮影を終えていた。そのため、ファンは残りの9話でビルの姿を見ることになる。(海外ドラマNAVI)

Photo:ビル・パクストン
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