現地時間の4月4日(火)から米FOXにて、いよいよ新シーズンがスタートする『プリズン・ブレイク』。この物語が新たな幕開けとなるのか、それとも最後を飾る一幕となるのか、英Digital Spyは関係者が明かしたシリーズの今後に関するコメントをまとめて紹介している。
・クリエイターはこれ以上の継続はないとコメント
クリエイターのポール・シュアリングは、米Entertainment Weeklyのインタビューで、今回のリバイバル版が番組の最後になるだろうと発言。「前作からの6~7年があったからこそウェントワース(・ミラー)が現在のマイケル・スコフィールドを演じることが出来ている。彼はもう少し続けたいと言っていたが、僕は"誰もこの復活版が複数シーズン続くとは思っていないよ。もし、簡潔にクローズエンドで9、10話くらいでできるならやってみてもいいかな"と話したんだ」と語っている。
・一方ウェントワースは今後も続けられると考えている
主人公マイケルを演じるウェントワースは今後も続けられるチャンスはあると思っている。昨年、サンディエゴで開催されたコミコンでDigital Spyがインタビューしたところ、「いつでももっとやれると思っているよ。伝える物語に価値がある限り、そして、正義やクール、エッジの効いたところが感じられる限りは続けたい。やるならファンを失望させず、満足してもらえて、なおかつ驚かせるような作品にしなければならない。ぜひ話し合いたいね」と続投には前向きだった。また、昨年のアティテュード・アワードでは、今回の復活版がどう受け止められるかで今後が決まるだろうとも話していた。
・サラ・ウェイン・キャリーズは今後について慎重に考えている
サラ役のキャリーズは続けていきたい気持ちはあるものの、今回の新シーズンは元々1度だけ復活とされていたことに触れ、コミコンでは「9話で終わる予定だったの。私はそれに納得していたわ。でも私の意思で決まるものではないから、起こることを受け入れているわ」と、慎重な様子だった。
・ロバート・ネッパーは"マホーン"の復帰に期待
ティーバッグ役のロバート・ネッパーはコミコンでアレキサンダー・マホーン役のウィリアム・フィクトナーが復活版には登場しないことに言及していた。「僕は本当にポール・シュアリングのことを信頼している。ポールはビル(ウィリアムの愛称)のことを気に入っていて、僕も彼が大好きなんだ。彼は才能ある俳優だけど、僕には"新シーズンで何をしたらいいかわからない"と正直に話してくれた。いつか何か新しい物語が描かれる日が来れば、彼も戻ってきてくれるかもしれない。でも、僕らが演じるキャラクターにとって、僕らが一緒に過ごす時間を持つことはとても大切なこと。だからこそ、彼には僕らのところに帰ってきてほしいと思うよ」
・主要なキャストは多忙?
現在のところ、新シリーズは今回のみということなので、キャストは今後の契約を結んでおらず、その間に他の作品への出演が決まってしまう可能性がある。実際、ウェントワースとドミニク・パーセル(リンカーン役)は米CWで放送中の『THE FLASH/フラッシュ』や『レジェンド・オブ・トゥモロー』に、サラは米USAの『Colony(原題)』にそれぞれ出演中で、ロバートは『HOMELAND』など様々な作品で活躍している。
それでも、どのTVドラマにも休暇期間があり、今回のシーズン5もそういった時期を狙って撮影が行われたことを考えれば不可能なことではない。(海外ドラマNAVI)
Photo:『プリズン・ブレイク』シーズン5
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