若きシェルドンを描く『ビッグバン★セオリー』の前章コメディ、シリーズ製作決定

頭脳明晰ながら人付き合いはちょっと苦手なオタク4人を主人公にしたコメディドラマ『ビッグバン★セオリー~ギークなボクらの恋愛法則』。以前当サイトではシェルドン(ジム・パーソンズ)の若き時代を描くスピンオフが製作される可能性についてお伝えしていたが、このほど正式にシリーズ製作が決定した。

米The Hollywood Reporterによると、スピンオフシリーズ『Young Sheldon(原題)』パイロット版の製作にあたり本家のクリエイター、チャック・ロリーとスティーヴン・モラロによって今シリーズのキャスティングが進められていることから明らかになったという。スピンオフ製作については以前からその可能性が報じられていたが、今回初めて放送局の米CBSと製作のワーナー・ブラザース・テレビジョンが正式に企画を認めた。

ヤング・シェルドン役を演じるのは、現在米HBOにて放送中で、日本では6月からスターチャンネルにて放送される『ビッグ・リトル・ライズ ~セレブママたちの憂うつ~』に出演しているイアン・アーミエイジ。そして彼の母親メアリーを演じるのは、オリジナル版で同役を演じているローリー・メカトーフの実の娘であるゾーイ・ペリー(『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』)に決まった。

今回のスピンオフは"『マルコム in the Middle』の世界にいるシェルドン"をコンセプトに、テキサス州東部で家族とともに暮らしている9歳のシェルドン(イアン)が高校に通う姿が描かれる。詳細は明かされていないが、関係者の情報によると、シェルドンの父ジョージ役でランス・バーバー、シェルドンの双子の妹ミッシー役でレーガン・レヴォード(『モダン・ファミリー』)、シェルドンの兄ジョージ・Jr役でモンタナ・ジョーダンがキャスティングされているという。

パイロット版でメガホンを取るのは、『アイアンマン』シリーズでハッピー・ホーガンを演じ製作総指揮も務めたジョン・ファヴロー。大人版シェルドンのジムは製作総指揮として参加し、ナレーションも担当する。(海外ドラマNAVI)

Photo:ジム・パーソンズ
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