英BBCの時代物犯罪ドラマ『ピーキー・ブラインダーズ』で主役トミーを演じるキリアン・マーフィーが、本シリーズの役作りのために15年続けた菜食主義を止めたことについて語っている。英Mail Onlineが報じた。
1919年のイギリスを舞台にした本作は、悪名高いギャング団を率いるトミー・シェルビーが暗黒街の頂点を目指す姿が描かれる作品。2013年にシリーズの撮影開始に向けて体を鍛え始めたキリアンは、専属トレーナーに体格を良くするために肉を食べるようアドバイスされたのだとか。
それまでキリアンは15年間も菜食主義を貫いていたのだが、製作側にも「痩せ細ったアイルランド人の男に見えては困る」と言われたことから菜食主義を止めることに。そもそもベジタリアンになった経緯については、「倫理的な理由で菜食主義者になった訳じゃなくて、狂牛病を心配していただけなんだ」と明かしており、再び肉を食べ始めることに対してそれほど抵抗はなかったようだ。
そして、シリーズでは1920年代の粋なファッションに身を包んでいる彼だが、自身が好むスタイルとは大きく異なるそう。「ネイビースタイルで外すことはないね。僕は良質なジーンズとジャケット、そして良い靴が好みで仕立てがいい物がしっくりくるんだ。(ファッションに関しては)冒険的じゃないんだよ」ともコメントしている。
そんなキリアンが主演する『ピーキー・ブラインダーズ』は、Netflixにてシーズン1~3が配信中。(海外ドラマNAVI)
Photo:キリアン・マーフィー
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