『ウォーキング・デッド』ジーザスことトム・ペインのお気に入りドラマとは?

大ヒットサバイバル・パニック・ドラマ『ウォーキング・デッド』のシーズン6から登場したポール・ジーザス・ロビア役のトム・ペイン。世界中で一大ムーブメントを巻き起こしている人気シリーズに出演中の彼が、映画レビューサイトRotten Tomatoesのインタビューで自身が見ているお気に入りのドラマについて答えた。

まず録り溜めているドラマについて聞かれると、17年間におよぶ連続殺人事件を捜査する刑事たちを描き、2014年度のエミー賞5部門で受賞を達成した『TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ』を挙げた。しかし、未だにシーズン1を見終わっていないようで、「心の準備ができている時に見たいけど、まだダメみたい」と明かしている。

続いて、ストリーミングサービスで見ているお気に入りのドラマについても回答。「Netflixにある『恋愛後遺症』というドラマかな。このドラマは自分が性感染症を患っているとわかった男が、かつて付き合っていた人たちにも伝えることになり、彼が過去と向き合っていく姿を描いている。エピソード毎に違う女性たちが登場して、彼の人生で何が起きたかも語られるんだ。イギリスのユーモアとヒステリックな部分を感じる瞬間があって、僕にとってはとても面白いんだよ」とコメントしている。

このドラマに出演しているダニエル・イングス(ルーク役)はトムの友人で、短い間だがロサンゼルスで一緒に住んでいたこともあるそうだ。「彼はこのドラマで素晴らしい役割を果たしているよ。『恋愛後遺症』は本当に面白くて、ばかばかしくて、笑える30分間のコメディだよ」と同作を推した。

また、これから楽しみな作品については、Netflixの人気シリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』だと答えた。「最近見た中で本当におもしろくて、魅力的で、ノスタルジックだったのは『ストレンジャー・シングス』だ。新シーズンが待ちきれないよ」と、首を長くして待っている様子。

しかし、期待と同時に不安もあるようで、「どうかシーズン1の素晴らしさを失わないでほしいと願っているんだ。このドラマのよさは、全体に漂うどこか懐かしい感じだと思うんだ。僕は子どものころ『X-ファイル』が大好きで、その中にも『グーニーズ』や1980年代の雰囲気を感じられるものがあった。当時は『アウターリミッツ』も見ていたね。『ストレンジャー・シングス』は、僕が子どものころ楽しんでいたドラマと同じ匂いがするんだよ」と、過去を振り返りつつ、同作へのこだわりを語った。(海外ドラマNAVI)

Photo:トム・ペイン
(C)JMVM/FAMOUS