オタク青年が、スパイとして活躍するコメディドラマ 『CHUCK／チャック』。本作で主人公チャックを演じブレイクしたザカリー・リーヴァイが、『CHUCK』の映画版製作について意欲を見せている。米Comicbookが伝えた。
カリフォルニア州サンノゼで開催された「Heroes & Villains Fan Fest」のQ&Aパネルに登場したザカリーは、「ある計画があるんだ。残念ながら僕が一人で考えたプランだけど」と、『CHUCK』続編の構想を語り始めた。「天才なんじゃないかと思えるようなプロットのアイデアがいくつかあるんだけど、やりたいと思うのは『CHUCK』の映画版だね。でも劇場公開ではなくNetflixで。2年に一度、1時間半から2時間の映画をやりたいんだ」
続けて、ザカリーは『CHUCK』が『007』シリーズのような自己完結型のスパイ映画として上手くいくだろうと予想。「チャックとボンドを比較するわけじゃないが、本当に同じだと思わないかい？ バカで楽天的なジェームズ・ボンドだよ」とジェームズ・ボンドを手本に出来るとし、ずっと一緒にやってきた仲間と再び作品を作ることは難しくないだろうと語った。
しかし、サラ役のイヴォンヌ・ストラホフスキーは今年度のエミー賞で作品賞に輝いた『ハンドメイズ・テイル／侍女の物語』に、ジョン役のアダム・ボールドウィンはハリウッドのヒットメイカー、マイケル・ベイが製作総指揮を務めた超大型ミリタリー・パンデミック・アクションドラマ『ザ・ラストシップ』に出演するなど、キャストたちは各方面で活躍を続けている。
そのことを踏まえても、 TVシリーズより映画の方がいいと説明。「シーズン6を待ち続けていた人たちは、待つこと、（続編の有無を）尋ねることをやめたほうがいい。シーズン6をフルシーズンでやることも、それ以上シリーズを続けることも必要ないと思っているんだ。それに、キャストみんながまたそれだけの時間を確保することも難しいだろう。それでも6週間くらいならみんなの時間を合わせて映画を撮ることは可能だと思うんだ。それがうまくいけばまた続編を撮って、シーズン2、3、4と続けていけるんじゃないかな。そういうことがやりたいんだ」
ザカリーの希望通り、Netflixで映画版『CHUCK』が実現するのか、続報を待ちたい。（海外ドラマNAVI）
Photo：ザカリー・リーヴァイ
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