才能を秘めた姪とその叔父との生活を描く『gifted/ギフテッド』や、"それ"の恐怖に力を合わせて立ち向かおうとする少年少女の姿が涙を誘う『IT/イット "それ"が見えたら、終わり。』など、予想以上に"泣ける"要素たっぷりの良作が映画界では話題沸騰中! そんな中、年末年始にかけて、涙なしでは観られない新作映画が続々と公開に。今回は年納めや年初めにぴったりの(!?)心をじんわり温かくさせる、話題の感動ムービーに注目!
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1."人生"とは何かを問いかける感動ストーリー『ルージュの手紙』(公開中)
自由奔放で多くの男性と付き合い、お酒とギャンブルが大好きな母・ベアトリス(カトリーヌ・ドヌーブ)と、生真面目で他人に尽くすが融通の利かないところもある助産師で娘のクレール(カトリーヌ・フロ)。真逆な性格で血の繋がらない母と娘は、とある出来事をきっかけに、30年振りに再会を果たす...。互いを受け入れ、ベアトリスの古い秘密が明らかになることによって、失われた年月を取り戻すように距離を縮めていく。"愛と自由の国"フランス・パリを舞台に、互いの生き方を見直していく二人の姿を描いた本作は、心も温まり、じんわり涙してしまうはず。
2.壮絶な闘病を描いたノンフィクション『彼女が目覚めるその日まで』(12月16日(土)公開)
女性記者の闘病記「脳に棲む魔物」を実写映画化した本作。仕事にプライベートに充実した生活を送っていたキャハラン(クロエ・グレース・モレッツ)に、ある日突然悪魔のような悲劇が襲い掛かる。物忘れが酷くなり、大事な仕事で失態、さらには幻覚・幻聴に悩まされ、全身が痙攣するなど立て続けに謎の症状に襲われるものの、検査結果は異常なし。原因不明の病として医者からも見放されてしまう中、家族や恋人と共に病に戦うキャハランを演じるクロエの熱演にも目が離せそうもない!
3."大切なひと"を想う優しい気持ちに、温かい涙がこぼれる『パディントン2』(2018年1月19日(金)公開)
全世界328億円越えの大ヒットを記録し、日本でも "パディントン"旋風を巻き起こした、ロングセラー児童小説の実写映画『パディントン』の続編。ウィンザーガーデンでブラウン一家と幸せに暮らしているパディントンは、大好きなルーシーおばさんの100歳の誕生日のためにプレゼントを探していたところ、グルーバーさんの骨董品屋でユニークな絵本を見つける。その絵本を買うために様々なアルバイトを始めたパディントンだったが、ある時その絵本が盗まれてしまう。パディントンは犯人に間違えられ、まさかの逮捕?! 実はこの絵本には、大きな秘密が隠されていた!
劇中では、刑務所に収容されたパディントンだが、持ち前の心の広さを武器に、ムショイチ怖いと有名な囚人とまさかの友情を育む姿や、犯人ではないと信じるブラウン一家が、必死になって真犯人を探し出そうとする姿なども描かれる。そんな彼ら抱く、"愛する人を想う気持ち"には、自分にとっての大切なひとを思い出して、ラストはきっと涙してしまうはず...。
さらに、本作の鍵を握る人物であるブキャナン役をヒュー・グラントが熱演。『ノッティングヒルの恋人』、『ラブ・アクチュアリー』で女性の心をガッツリ掴んだ英国の"本物の人気俳優"が、嘘つきだけれど憎めない落ち目の俳優というまさかすぎる役どころを、一体どのように演じているのか...? 新たなキャラクターの登場にも注目だ。
(海外ドラマNAVI)
Photo:『パディントン2』
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