『モーツァルト・イン・ザ・ジャングル』や『高い城の男』といった作品を生み出したAmazonが、Prime Original(プライム・オリジナル)ドラマ3本を打ち切ることを決定した。米DEADLINEが報じている。
残念ながらキャンセルが発表されたのは、ケヴィン・ベーコン主演の『アイ・ラブ・ディック』、乳がんを克服したコメディアンの実体験を基にした『ワン・ミシシッピ ~ママの生きた道、ワタシの生きる道~』とコメディドラマ『ジャン=クロード・ヴァン・ジョンソン』の3本。
『アイ・ラブ・ディック』は、同じくPrime Original(プライム・オリジナル)の『トランスペアレント』のクリエイター、ジル・ソロウェイが手掛けた作品だが、『トランスペアレント』ほどの人気を得られずにシーズン1で終了することに。
2本目の『ワン・ミシシッピ』は、製作総指揮者の一人であるルイス・C・K(『アメリカン・ハッスル』)が、セクハラ問題で様々なプロジェクトから解雇されたことが影響したのだろうか。シリーズ自体の評価は高かったものの、シーズン2で残念ながら打ち切りへ。
そして、アクション俳優ジャン=クロード・ヴァン・ダムが主演する『ジャン=クロード・ヴァン・ジョンソン』は、シリーズ配信からたった1カ月で幕閉じが決定してしまった。
一方で、今月7日(日)に開催された第75回ゴールデ・ブローブ賞で、Amazon Prime Original(プライム・オリジナル)の『マーベラス・ミセス・メイゼル』がミュージカル・コメディ部門作品賞を受賞して話題となった。この他にも、コメディドラマ『The Tick/ティック ~運命のスーパーヒーロー~』がシーズン2への更新が決まっている。(海外ドラマNAVI)