『修道士は沈黙する』モデルは J・K・ローリング?"ワンダーウーマンの母"コニー・ニールセンが作家を好演!

イタリアの政界を背景にした風刺劇『ローマに消えた男』で、権力の寓話を軽やかなユーモアを交えて描いたロベルト・アンドー監督の最新作『修道士は沈黙する』。3月17日(土)より公開となる本作で殺人の疑いをかけられた修道士の助けとなる絵本作家を、『ワンダーウーマン』のコニー・ニールセンが好演している。

G8――先進国財務相会議では、貧富の差を拡大させ、発展途上国の経済に多大な影響を与える決定が下されようとしていた。会合の前日、国際通貨基金専務理事のダニエル・ロシェの誕生日会を祝うためイタリア人修道士ロベルト・サルスを含む異色の3人がゲストとして招かれる。その晩、修道士サルスはロシェより告解を受け、その後死亡したことによりサルスは殺人の疑いをかけられていく―。

招かれるゲストの一人、絵本作家クレール・セスを演じるのはデンマーク出身のコニー。30 年以上のキャリアを誇る彼女は、デンマーク語や英語を含め6ヶ国語も堪能で国際的に活動している。『ワンダーウーマン』でガル・ガドット演じる主人公ダイアナの母、ヒッポリタ役に抜擢され、新しいミニドラマシリーズ『One Day She"ll Darken(原題)』でもパティ・ジェンキンス監督と再タッグを組むことが決定している。

アンドー監督は「G8のような会議にはロックスターや作家が実際に呼ばれます。本作の絵本作家に関しては『ハリー・ポッター』シリーズで知られるJ・K・ローリングです。ローリング自身も社会的、政治的な活動もしていますし、彼女自身も成功していて裕福です」とコニー演じる絵本作家クレールのモデルになった人物について明かしている。最初はミステリアスな修道士を不審に思いながらも、次第に自ら行動していき修道士の助けとなっていく彼女の繊細な演技に注目して欲しい。

『修道士は沈黙する』は3月17日(土)よりBunkamura ル・シネマほか全国順次ロードショー。(海外ドラマNAVI)

Photo:『修道士は沈黙する』
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