『グレイズ・アナトミー』エレン・ポンピオが感動エピソードで監督デビュー!

医師たちが仕事や恋、そして命の重さに翻弄されながらも前進していく姿を描いた日『グレイズ・アナトミー』。その最新作に当たるシーズン13が、いよいよ本日4月4日(水)よりDVDリリース! 一挙デジタル配信開始!

シアトルの大病院で働く有能な女性外科医メレディス・グレイを中心に、責任感と野心の溢れるドクターやインターンたちの人間模様を描く『グレイズ・アナトミー』。日々患者と向き合う彼らの職場における苦悩や葛藤はもちろんのこと、私生活の恋愛模様や仲間同士の友情や反目、家族との複雑な愛憎関係など、単なる医療ドラマの枠に収まらない波乱万丈な人間ドラマが人気の秘密だ。

アメリカのドラマでは、キャストが監督や脚本を手掛ける例が数多く見受けられるが、本作でも、メレディス役のエレン・ポンピオが、今シーズンの第18話で監督デビューを果たしたことで話題となった。アメリカのドラマではエピソード毎に監督や脚本家が交代することも多く、途中参加する監督よりも、全てのエピソードに出演しているレギュラー俳優の方が現場を熟知しているため、出演者にエピソード監督を任せる番組も多い。また、ロングランヒット作なので、既に演出スタイルなどが確立されており、参考にすべきお手本が多くあることも理由の一つである。

エレンが監督した第18話「母と娘」は、メレディスの異父姉妹であり、同病院の心臓外科医であるマギーと、その母親ダイアンの感動エピソード。ダイアンにがんの転移が判明し、メレディスとマギーは治療の方向性の違いから意見が対立してしまう。マギーはメレディスを担当医から外し、ダイアンは愛娘の希望に応えるため、臨床試験を受けることに。副作用に耐えながらも臨床試験を続けるダイアンだが、ある日、食事中に吐血し搬送されてしまい...。

ダイアンとマギーの絆を描いたこのエピソードで、エレンはキャストの心情に寄り添いながら、見事な監督デビューを果たした。それを感動的に表現できたのは、全エピソードを知り尽くしているエレンだからこそ。番組スタート当初はまだ無名に等しかったが、今や名実に共にテレビ界を代表するトップ女優へと成長。すでに次シリーズでも再び監督を務める話も出ており、監督としての今後の活躍からも目が離せない。

メレディスを取り巻く波乱に満ちた物語が、シーズン13でも再び大きく動き出す。シーズン11で最愛の夫デレクを事故で失ったメレディスは、昨シーズンでは妻を亡くした心臓外科医ネイサンと急接近。新たな恋の第一歩を踏み出そうとするものの、異父妹マギーもネイサンに好意を寄せていると知ってショックを受ける。ネイサンに惹かれつつも、マギーのため身を引こうとするメレディスだったが、物語は彼女自身も思いがけないような事態へと進展していく。

さらに、メレディスとは同期で家族同然の仲間アレックスが暴行事件を起こしてしまい、医師免許はく奪の危機に直面することに。また、新たな研修プログラムが始まり、その人事を巡って病院内で大騒動が巻き起こる。どうやら、今シーズンも大きな波乱がメレディスを待ち受けている様子だ。

全米では現在シーズン14が絶賛放送中で、依然として人気の衰えることを知らない『グレイズ・アナトミー』。これを見ずして海外ドラマを語ることは出来ないだろう。シーズン13は本日より DVDレンタル&発売! 一挙デジタル配信開始!(海外ドラマNAVI)

Photo:『グレイズ・アナトミー シーズン13』
© 2018 ABC Studios