『ブリジット・ジョーンズの日記』や『エリザベス』の製作者であるジョナサン・カヴェンディッシュが自身の両親の奇跡のような実話を映画化した『ブレス しあわせの呼吸』が、9月7日(金)より全国公開となる。
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第71回ロンドン映画祭でオープニングを飾った本作は、1950年代にアフリカでポリオに感染した父親のロビン・カヴェンディッシュとその妻ダイアナの激動の半生を、息子であるジョナサン自ら映画化した。
ロビンは、首から下が全身マヒになり、人工呼吸器なしでは自力で息をすることができず、余命数カ月を宣告された。だが、思い出の中の両親は笑顔とユーモアを絶やさず、外の世界へと飛び出していった。なぜ、彼は「世界一幸せ」だと胸を張れたのか? ポジティブかつエネルギッシュに人生を謳歌したロビンと、彼に無償の愛を注ぎ込んだ妻のダイアナ、支え続けた兄弟や友人たちとの絆が、『レ・ミゼラブル』の脚本家ウィリアム・ニコルソンの手腕により、感動的に描かれる。
ロビンを演じるのは『ハクソー・リッジ』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたアンドリュー・ガーフィールド。妻のダイアナはNetflixオリジナルシリーズ『ザ・クラウン』のクレア・フォイがキャスティングされ、家族を見守る仲間たちには『ナイト・マネジャー』のトム・ホランダーや、『ダウントン・アビー』のグランサム伯爵でお馴染みのヒュー・ボネヴィル。監督は『ホビット』シリーズの第2監督を務め、パフォーマンス・キャプチャーの第一人者として知られるアンディ・サーキス(『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』)が初長編監督デビューを果たす。オスカーに3度輝く撮影監督ロバート・リチャードソン(『食べて、祈って、恋をして』)が捉える、50~60年代の英国のエレガントな暮らしと、旅先の雄大なアフリカの風景も見逃せない。
笑いや感動で人々を幸せにする映画製作者として活躍するジョナサンの原点にもなったと言える真実の物語『ブレス しあわせの呼吸』は、9月7日(金)より角川シネマ有楽町他全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ブレス しあわせの呼吸』
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