『このサイテーな世界の終わり』脚本家、ギリシャ神話ベースのダークコメディでNetflixと再タッグ!

Netflixが製作した異色青春ドラマ『このサイテーな世界の終わり』で脚本を手掛けたチャーリー・コヴェルが、再び同配信サービスとタッグを組むことが明らかとなった。英Digital Spyが報じている。

【関連記事】【まとめ】2018年 Netflixで配信される新作海外ドラマ16選

コヴェルがNetflixで取り組むことになったのは、全10話のドラマシリーズ『Kaos(原題)』。ギリシャ神話を現代に甦らせ、コメディタッチで綴りつつもダークなトーンになるという本作では、性差による政治的課題や権力、暗黒街での生活などが描かれる。

本シリーズで製作を手掛けるのはニーナ・レデルマン(『ふたりは友達? ウィル&グレイス』)、ターニャ・セガッチアン(『ザ・クラウン』)、ジョン・ウッドワード(『Vice(原題)』)の3人で、現時点でキャスティングは未定だ。

チャールズ・フォースマンのコミックを原作にした『このサイテーな世界の終わり』は、2014年に短編映画『TEOTFW(原題)』が製作され、後にこれがTVシリーズのパイロット版となった。サイコパスを自称する青年ジェームズと、我が家に居場所を見つけられない少女アリッサが繰り広げる異色ロードトリップを描いたコヴェルが指揮を執るだけに、『Kaos』も一筋縄ではいかないシリーズになりそうだ。

俳優としても活動するコヴェルは、犯罪ドラマ『女刑事マーチェラ』シーズン1でアレックス・ディーア刑事役を演じ、英コメディドラマ『ピープ・ショー ボクたち妄想族』『Misfits/ミスフィッツ - 俺たちエスパー!』などにもゲスト出演。脚本家としては『このサイテーな世界の終わり』のほか、『Banana(原題)』『ヒューマンズ』にもクレジットされている。(海外ドラマNAVI)

Photo:Netflix『このサイテーな世界の終わり』