『GOT』の撮影が終了し、キット・ハリントンが感傷的な胸のうちを明かす

いよいよファイナルシーズンを迎えることになった、大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』(以下『GOT』)。2010年から始まった撮影がついに今月初めにすべて終了したことを受けて、出演者が続々とコメントを出しているが、本シリーズでジョン・スノウ役を演じて大ブレイクを果たしたキット・ハリントンもようやくその胸中を語った。英Digital Spyが伝えた。

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英BBCのラジオ局「Radio 2」の番組にゲスト出演したキットが、今月5日(木)にファイナルシーズンとなる第8章の撮影を終えたことを明かした。

「本当に素晴らしい経験だった。撮影を締め括るスピーチで、『GOT』は僕にとって仕事以上の意味があったと全員に伝えたんだ。みんなは僕の家族であり、この作品は僕の人生だった。どの瞬間も大切に思っているよ。撮影が終わってしまう...と考えていたから、先週はずっと感傷的になっていたよ」と語った。

同作でイグリット役のローズ・レスリーと出会い、先月結婚式を挙げたばかりのキット。自分の人生に大きな影響を及ぼした作品である『GOT』だが、撮影が終了したら髪を切ってジョンのイメージから脱却して、全く新しいルックスとトーンで他の作品をやってみたい、と以前米Entertainment Weeklyのインタビューで明かしている。

第8章の撮影はデータの流出を防ぐため、デジタル版の脚本が撮影ごとにキャストに送られ、1度読んだら自動的に消去される厳戒態勢が取られていたという。そんな最終章について、以前にキットは「ファイナルシーズンは壮大なスケールになる」と言い、第8章の各エピソードの予算は、少なくとも1900万ドル(約21億円)を超えるとも伝えられていた。

『ゲーム・オブ・スローンズ』は、第70回エミー賞のドラマシリーズ部門作品賞にノミネートされ、ジェイミー・ラニスター役のニコライ・コスター=ワルドーが同部門助演男優賞のノミネーションに名を連ねている。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ゲーム・オブ・スローンズ』
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