『オーシャンズ8』アン・ハサウェイ、超ハードな撮影と子育てを両立できた秘訣とは?

超豪華キャストでド派手に打ち上げる犯罪エンタテイメントがやってくる!『オーシャンズ』シリーズ最新『オーシャンズ8』が本日、8月10日(金)より全国公開となるが、女性キャストたちがどのようにハードスケジュールな撮影を乗り越えていたかが明らかとなった。

「私みたいなお尻してるじゃない!」その言葉は、本作で天才ハッカーを演じたリアーナが、ターゲットの宝石を所持するハリウッド女優ダフネ・クルーガー役のアン・ハサウェイ(『マイ・インターン』)に撮影裏でかけた言葉。冗談にも聞こえるが、リアーナなりのアンへの称賛と励ましだったのだ。なぜなら『オーシャンズ8』のほとんどのメンバーとアンが子どもを持つ母親であり、撮影期間中は子育てにも追われていたからだ。その中でも、アンは撮影開始当時、出産直後で大変な時期でもあった。そのため体重が増加し、自身のスタイルに自信を失っていたという。そんなとき、リアーナからのその言葉に助けられ、撮影に前向きに励めたと明かしている。

現実世界だけでなく、劇中でもサラ・ポールソン(『アメリカン・ホラー・ストーリー』)演じるタミーが、元盗品ディーラーのエキスパートでありながら、主婦で2児の母も務めている。そんな本作の撮影を振り返りながら、アンは共演陣について「キャストは皆、それぞれに一流として活躍しているから、撮影の合間もみんな面白いし、カメラが回ったら回ったですぐに芝居に集中する。お互いキャラクターについて自由に話し合う余裕もあったし、子育てについて相談すると快くアドバイスしてくれたりもしたの」と語り、撮影も私生活も支え合っていたことを明かしている。

また撮影期間中、超多忙なキャスト陣は2つ以上の仕事を掛け持ちしており、1日14時間くらい働いていたという。しかし、そのような状況下でも撮影の合間を練って、劇中で彼女たちのアジトであったロフトで盛大なダンスパーティーを開いたり、おしゃべりをひたすらしたり、明るく楽しく撮影をこなしていったという。さらに本作の魅力についてサンドラ・ブロック(『ゼロ・グラビティ』)は「チームワークよ。8人全員が同じ比重なの。全員の息がぴったりで、全員で闘った。1番大切なのは、全員が相手を思いやり、相手が必要なことをしてあげられるところね。そこが1番好きだわ」と、チームの絆が魅力だとコメントしている。これらのエピソードからも撮影外でも強い絆を証明した『オーシャンズ8』のキャスト陣。そんな彼女たちの劇中での活躍にも期待が高まるばかりだ。

『オーシャンズ8』は本日より全国公開。(海外ドラマNAVI)

Photo:『オーシャンズ8』
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