2019年上半期に放送される第八章にて、ファイナルを迎えることが決定している大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』。その第六章以降、行方が分からなくなっていた"あのキャラクター"がファイナルシーズンにカムバックすることがわかった。英Digital Spyが報じている。
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米HuffPostのインタビューに答えた特殊効果担当のジョー・バウワーが、「ファイナルシーズンでの登場回数は多いし、再び"彼"を目にするだろう。必ず姿を見せるよ。そして存在感を見せつけて、かなりクールなことをするんだ」とコメントしている。バウワーが言う"彼"とは、ジョン・スノウ(キット・ハリントン)が飼っている大狼"ダイアウルフ"ゴーストのことで、ゴーストが最後に登場したのは第六章となり第七章では姿を見せていない。
そして、第七章でゴーストが不在だった理由について、「完璧に映像化しないといけないから大狼は難しんだ。だから、いつも本物の狼を撮影してからサイズを変更することになるわけだけど、本物の狼は特定の動きしか見せないからね。それが第七章で描かれなかったことと関係しているのか、もしくは大狼は小説ほど不可欠な存在ではないのかもしれない」と持論を展開していた。
ちなみに大狼"ダイアウルフ"は、第一章で登場した。森で見つけた6匹のダイアウルフ。スターク家の紋章が狼であったことから連れて帰り、スターク家の子どもたちがそれぞれ育てることに。ジョン・スノウが、ゴースト。ロブ...グレイハウンド、サンサ...レディ、アリア...ナイメリア、ブラン...サマー、リコン...シャギードッグ。第七章終了時点、生き残っていると思われるのが、ゴーストと、ナイメリアの二匹のみ。よって、ナイメリアが登場する可能性もあるかもしれない。
最終章についてはソフィー・ターナーが、「ファンが満足するかどうかはわからないけど...。失望するファンも多いだろうし、大喜びする人もいるんじゃないからしら」とコメントし、キットも、「全員を喜ばせることなんて出来ないよ」と発言していた。二人の言葉から察するところ、ファンはファイナルシーズンの展開にショックを受けることを前提に、心の準備をしておいた方が良さそうだ。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ゲーム・オブ・スローンズ』
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