DCコミックス原作のダークヒーロー、バットマンが誕生する前のゴッサム・シティを描く『GOTHAM/ゴッサム』。同作に、スーパーヴィランのハーレイ・クインが登場する可能性があることがわかった。米Hollywood Reporterが報じている。
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10月7日(日)に開催されたニューヨーク・コミコンで、キャストやクリエイターが最終シーズンとなるシーズン5について語った。
「色々ネタバレしても、もうシーズン5の10話は出来上がっているから、打ち切りになることはないと思うよ」と笑いながら語ったのは、クリエイターのジョン・スティーヴンス(『ゴシップガール』)。
「とてもワクワクしているけど、最終シーズンに突入するのはちょっと怖いね。橋が破壊されて、政府がゴッサムに関与してない状況から始まるんだが、人々は生き残りをかけて戦っている状況だ。ジム・ゴードンは、政府が市民を救済するまで、安全な場所に避難させようとするんだよ」と、最終シーズンの展開を語った。
そして、ジェローム(キャメロン・モナハン)に、多色使いのファッションに身を包んだ"精神的にヤバい彼女"ができることも述べた。「ジェロームとその彼女の関係は、健全なものではないよ。彼女は、ローラースケートも好きだしね」と名前さえ出さなかったものの、ハーレイ・クインと思われるキャラの登場を示唆。
また、ゲスト出演者として、シェーン・ウェスト(『NIKITA/ニキータ』)がスーパーヴィランになる前のベインとして登場することも明らかになった。DCコミック側にベインの使用許可をずっと懇願していたと語ったスティーヴンスは、彼の登場によってジムの過去の出来事とを絡ませたストーリーができるという。
のちのバットマンであるブルース・ウェインは、友人を助けるために批判されるような決断を迫られるようだ。ブルースを演じるデヴィッド・マズーズは、「ゴッサムはボロボロになっていて、少なくとも今すぐには街を元どおりにするのは不可能なくらいのひどい状態だ。だからこそ、ブルースはバットマンになる必要性に駆り立てられるんだよ。なんといっても相手は普通の悪党ではないからね」とブルースがいかにしてバットマンになることを意識し始めるかという流れを話した。パネルの最後にスティーヴンスは重要なヒントとして、時代設定が10年後の未来になっているという伏線を張った。
バットマンがより近くなる、壮大な戦いの始まりを意味する『GOTHAM/ゴッサム』最終シーズンのシーズン5は、米FOXにて2019年前半に放送開始予定。(海外ドラマNAVI)
Photo:映画『スーサイド・スクワッド』ではマーゴット・ロビーがハーレイ・クインを演じた
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