ここ数年、ダニエル・クレイグに替わる新ジェームズ・ボンドの候補の名前が各メディアで次々リストアップされていた。中でも、『マイティ・ソー』のロキ役で知られる人気俳優トム・ヒドルストンが最有力という見方が強かったが、ここにきて、『ゲーム・オブ・スローンズ』でロブ・スタークを演じたリチャード・マッデンに白羽の矢が立っていることが判明した。英EXPRESSが伝えた。
日系人監督のキャリー・ジョージ・フクナガ（『マニアック』）が監督を務めることが発表され、話題を呼んだ『007』シリーズ最新作『Bond 25（原題）』。21作目『007／カジノ・ロワイヤル』から6代目ジェームズ・ボンドを演じてきたダニエルが同作をもって降板するにあたり、イドリス・エルバ（『刑事ジョン・ルーサー』）やトム・ハーディ（『ヴェノム』）、キリアン・マーフィー（『ピーキー・ブラインダーズ』）、ヘンリー・カヴィル（『マン・オブ・スティール』）、エイダン・ターナー（『風の勇士 ポルダーク』）、ジェームズ・ノートン（『McMafia - マクマフィア』）、マイケル・ファスベンダー（『X-MEN』シリーズ）ら、英国を代表する俳優たちが"ネクスト・ボンド"と噂されてきた。
その中で、最近ではトムでほぼ決まりというような報道がされていたのだが、ある関係者が、『007』のプロデューサー陣がリチャードをピックアップしたと明かしたのだ。英The Mailによれば、キャスティングの最終決定権を持つプロデューサー、バーバラ・ブロッコリが、数日のうちにリチャードに正式なオファーをするという。
関係者は、「彼（リチャード）が仕事を得ることになりそうだ。彼はバーバラのリストのトップにいるだけでなく、バーバラは彼に役を提供する準備も進めている」と明かしている。新たな主演が正式に決まる段階に入っているようだが、『Bond 25』の撮影が始まるのは来年の3月からで、公開は2020年の2月を予定している。
報道の通り、リチャードが大役を掴むのか。それともまさかの番狂わせが起こるのか。正式な発表を待ちたい。（海外ドラマNAVI）
Photo：『ゲーム・オブ・スローンズ』
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