『スパイダーマン』『アイアンマン』『X-MEN』といったマーベル作品の生みの親であり、アメコミ界の巨匠スタン・リーが、11月12日(月)95歳で永眠したことはお伝えしたばかり。そんな中、リーの娘であるJ.C.リーが、なんとリーと共に新たなスーパーヒーローを生み出そうとしていたことを語った。英BBCなど複数のメディアが報じている。
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11月13日(火)、米TMZ Liveに出演したJ.C.は、世界中で愛された父親のことと、新たなスーパーヒーロー"Dirt Man"を二人で創作していたことを発表した。「父は一人でスパイダーマンなどのキャラクターを作り上げました。私と一緒にではなく一人で。ですから、私は父と共にスーパーヒーローを生み出したいとずっと思っていました。そしてできたのが、"Dirt Man"です」
「Dirt Manは、その存在を隠されている最後の小さな天使なのです。そして私は父にこう言いました。"お父さん、お願いだからこのスーパーヒーローには鋼とかカチャカチャした格好とかそういうのを一切させないで。早速取り掛かりましょう。愛について描くのよ。面白いものができるわ"」と、キャラクターの概要が決まっていたことを言及した。このDirt Manのプロジェクトは今どうなっているのかとインタビュアーに尋ねられ、J.C.は「映画になることを期待している」とだけ答えた。
また、父親リーのファンへの深い愛のエピソードを涙ながらに紹介した。「若い頃マーベルで働いていた時、私は父へのファンレターを開封していました。父はファンレターが大好きでした。ファンからの質問に答えられる時は、ちゃんと答えていました。ファンをすごく愛してやまない人でしたから」と。さらに、伝説となったリーを偲んで、子どもの読み書きを推進するチャリティー団体も設立するというJ.C.は、リーが読み書きの教育をとても重んじていたことも告白した。
気になるスーパーヒーローDirt Manのスーパーパワーなどは明らかになっていないが、早くもファンの間では、色々な憶測が飛び交っている。リー亡き後でも我々を楽しませてくれるスーパーヒーローに会える日も、そう遠くはないかもしれない。(海外ドラマNAVI)
Photo:2012年『アベンジャーズ』のプレミアにて、スタン・リー&J.C.リー
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