『サスペリア』ルカ・グァダニーノ監督が大絶賛!「二人とも、信じられないくらいの才能がある」

アカデミー賞作品賞をはじめ4部門にノミネートされた『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノ監督による最新作『サスペリア』。1月25日(金)より公開となる本作で、物語の核となる二人の人物を演じるダコタ・ジョンソンとティルダ・スウィントンについて、グァダニーノ監督は「二人とも、信じられないくらいの才能がある俳優だ」と大絶賛。

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本作は、1977年に公開されたイタリアン・ホラーの巨匠ダリオ・アルジェント監督による伝説のホラー映画『サスペリア』を、グァダニーノ監督が再構築。1977年ドイツ赤軍によるテロが街中で頻発していたベルリンを舞台に、世界に有名な舞踏団"マルコス・ダンス・カンパニー"に巣食う禁断の秘密を描く。

グァダニーノ監督は、「この映画は、思い切った旅になる必要があった。そのためには、観客が映画と一緒に色々な場所に行ける必要があり、思い切った表現に絶対的な信頼を置ける人物がいなければならない。ダコタもティルダも、彼女たち自身がそんな能力を持っていて、僕たち3人は一緒になって過激な行動にでることを楽しんだよ」と本作を支える二人の俳優について語った。

主人公は、ベルリンの舞踏団"マルコス・ダンス・カンパニー"へ入団するため、アメリカからはるばるやってきた新人ダンサーのスージー・バニヨン。『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』3部作で一躍スターとなったダコタが演じる。

グァダニーノ監督は、『胸騒ぎのシチリア』の撮影中から、本作への出演を打診していたというダコタについて、「賢くて、ウィットに富んでいて、皮肉っぽいところがある。とても洗練された演技ができる人」と評しており、ダコタも「彼のことは大好きよ。彼は私の家族同然。本当に素晴らしい監督で、これから残りの人生、彼と映画を作り続けたいと思っているし、実際そうなると思っているわ」と相思相愛の様子。

そしてオスカー俳優のティルダは、1人3役の驚異の怪演をみせる。舞踏団でダンサーたちから絶大な信頼を得るカリスマ振付師マダム・ブラン、特殊メイクで82歳の男性ジョセフ・クレンペラー博士、そして未だ明かされていないもう一役。

グァダニーノ監督作品の常連であり、25年来の友人であるティルダは、「偉大な友人と一緒に仕事ができることほど、幸せなことはないわ。もう過去に通過したような古いジェスチャーやアイデアを提案した場合、親しい友人なら"いや、もっと上を目指せるはずよ"と簡単に言うことができる。そうやって互いの背中を押し合いながら、可能性を広げながら、転がり続けるの。こういった親密で幅広い土台があるからこそできることよ」と、制作の裏側について語ると、グァダニーノ監督も「単純に楽しかったよね」と共に『サスペリア』の制作に打ち込んできたことを明かした。

本作は、強い信頼関係のあった二人の俳優なしに、グァダニーノ監督が長年夢見てきた『サスペリア』の再構築はあり得なかったのだろう。

初のオーディションでマダム・ブランに才能を見出されたスージーは、入団して間も無く重要な演目のセンターへ抜擢されるが、同時に彼女の周りでは不可解な出来事が頻発。次々とダンサーたちが失踪を遂げる...。

才能溢れるスタッフとキャストが集結。"史上最も美しいホラー"と期待が集まる『サスペリア』は、1月25日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)

Photo:『サスペリア』
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