"歌なし"ストーリー重視の英国ドラマ『レ・ミゼラブル』が、日本上陸!

"レ・ミゼラブル"といえば、歌劇やミュージカル映画などのイメージが強いが、英BBC Oneがストーリー重視でリメイクに挑んだドラマ版『レ・ミゼラブル』が今秋、AXNミステリーで日本初放送とされることが決定した。

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今年2月に本国で放送終えたばかりの本作は、1862年に執筆されたフランス文学界の巨匠ヴィクトル・ユゴーの同名小説をドラマ化。従来のミュージカル版「レ・ミゼラブル」とは一線を画し、歌を使わず、ストーリーに重点を置いた作品。コゼットが生まれる前のファンテーヌの人生や、彼女がなぜシングルマザーとして生きることになったのかなど、これまであまり知られることのなかったストーリーが語られる。

脚本を手掛けるのは、映画『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズやTV映画『高慢と偏見』、政治ドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』などで知られるアンドリュー・デイヴィス

舞台は1815年、ワーテルローの戦いの後。戦場で略奪をしていたテナルディエは偶然、ポンメルシー大佐を救う。大佐の息子マリウスは、不仲の義父ジノルマンに育てられている。お針子のファンテーヌは、学業のためパリに滞在しているフィーリックスと出会い恋仲になる。 貧しさからパンを盗んだために、19年間の監獄生活を送ることになったジャン・バルジャンは町に出るが、元受刑者ゆえに宿も取れない。しかしある司教に出会ったことで生まれ変わった彼は、まったく違う人生を歩き始める...。

主人公ジャン・バルジャンを演じるのは、『アフェア 情事の行方』や『THE WIRE/ザ・ワイヤー』のドミニク・ウェスト。主人公を追う刑事ジャベール役には、映画『グローリー/明日への行進』でゴールデン・グローブ賞主演男優賞にノミネートされたデヴィッド・オイェロウォ、そして娘のために身を売るファンテーヌ役は、『あと1センチの恋』や『白雪姫と鏡の女王』のリリー・コリンズが演じる。

その他、映画『女王陛下のお気に入り』で今年オスカーを獲得したオリヴィア・コールマンや、シェイクスピア劇に多数出演し、今年の話題作『グッド・オーメンズ』にも姿を見せるデレク・ジャコビら豪華キャストが脇を固めている。

『レ・ミゼラブル』放送情報

全8話 AXNミステリーにて
9月21日(土)夕方4:00より一挙放送

(海外ドラマNAVI)

Photo:

『レ・ミゼラブル』
(C) BBC Lookout Point