リーガルドラマ『SUITS/スーツ』のマイク・ロス役でお馴じみの人気俳優パトリック・J・アダムスが、主人公である実在の宇宙飛行士を演じる米ナショナル・ジオグラフィック製作の新作ドラマ『The Right Stuff(原題)』。次々と出演キャストが明らかになるこの注目作に、大人気ファンタジードラマ『ワンス・アポン・ア・タイム』で6シーズンにわたりフック船長役を演じたイケメン俳優のコリン・オドナヒューが登場することが明らかとなった。米TV Lineが報じている。
トム・ウルフの同名小説をドラマ化する『The Right Stuff』は、1983年に『ライトスタッフ』というタイトルで映画化され、アカデミー賞作品賞含む8部門にノミネート、作曲賞や編集賞など4部門を受賞。主人公は、1962年に米国において初となる地球周回軌道飛行をマーキュリー・アトラス6号で成し遂げた宇宙飛行士ジョン・グレン。ウルフの原作を足掛かりにしたシーズン1は、冷戦の最盛期に米国が有人宇宙飛行計画"マーキュリープロジェクト"を考えたことで旧ソ連との宇宙技術競争が激化していく過程と、米航空宇宙局(NASA)が選抜した"マーキュリー・セブン"と呼ばれる軍のテスト・パイロット7人が、任務を成し遂げる前から英雄になっていく姿が描かれる。
コリンはマーキュリー・セブンの最年少にして、周囲の予想に反してチームにリクルートされたゴードン・クーパー中佐役で出演。もともと同役は、『ゲーム・オブ・スローンズ』のジェンドリー役で知られる英国俳優ジョー・デンプシーが演じる予定だったが、ビザの問題が生じて配役し直されたとのこと。
米海軍史上において最高のテスト・パイロットで、パトリック扮するジョンの最大のライバルとなる競争心が激しいアラン・シェパード役には、ドラマ版『リミットレス』で主人公ブライアン・フィンチを演じたジェイク・マクドーマンがキャスティングされている。その他、キャストに名を連ねるのはアーロン・ステイトン(『MAD MEN マッドメン』)、ジェームズ・ラファティ(『One Tree Hill』)、マイカ・ストック(『Bonding(原題)』)、マイケル・トロッター(『レジデント 型破りな天才研修医』)。
アイルランド出身のコリンは、アンソニー・ホプキンスが主演したサスペンス映画『ザ・ライト -エクソシストの真実-』やホラー映画『ストレージ24』、青春コメディ映画『マイ・プレシャス・リスト』などにも出演し、ドラマ界以外でも活躍している。
コリンが出演する『The Right Stuff』は、米ナショナル・ジオグラフィックにて2020年に放送スタート予定。(海外ドラマNAVI)
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『ワンス・アポン・ア・タイム』
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