人気スパイドラマ『コバート・アフェア』で5シーズンにわたり、主人公CIA諜報員アニー・ウォーカーを演じたパイパー・ペラーボが、ゴシックホラードラマ『ナイトメア ~血塗られた秘密~』の続編に出演することが明らかとなった。米TV Lineが報じている。
『ナイトメア』の続編となる『Penny Dreadful: City of Angels(原題)』は、1938年のロサンゼルスが舞台。街を恐怖に陥れた凶悪な殺人事件にティアゴ・ヴェガ刑事が巻き込まれ、ティアゴと彼の家族は一家を引き裂く強大な力に脅かされることになる...というストーリー。
パイパーは、ピーター・クラフト医師の妻リンダ・クラフトを演じ、夫に失望しているリンダは制限がある郊外の生活に退屈しているという役どころ。ピーター役には、オリジナル版『ナイトメア』にクリーチャー役で出演したロリー・キニアがキャスティングされている。
主人公ヴェガ刑事を演じるのは、『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』などに出演しているダニエル・ザヴァット。その他、ロサンゼルス市議会の交通委員会で委員長を務めるチャールトン・タウンゼント役でマイケル・グラディス(『MAD MEN マッドメン』)、魔女マグダの姉妹にナタリー・ドーマー(『ゲーム・オブ・スローンズ』)とロレンツァ・イッツォ(『ルイスと不思議の時計』)、ドイツの建築家リチャード・ゴス役にトーマス・クレッチマン(『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』)、リチャード・ゴスの運転手兼ボディガードのカート役にミニク・シャーウッド(『シャドウハンター:The Mortal Instruments』)、ドイツ系アメリカ人協会の副次長を務めるハーマン・アッカーマン役にイーサン・ペック(『スター・トレック:ディスカバリー』)、ロサンゼルス市警官ルイス・ミッチェナー役でネイサン・レイン(『グッド・ワイフ』)が出演する。
2000年に公開された青春サクセス映画『コヨーテ・アグリー』の主演で注目されたパイパーは主に映画界で活躍し、ファンタジー・ミステリー映画『プレステージ』やロマンチックコメディ映画『恋とスフレと娘とわたし』などに出演。その後、『コバート・アフェア』で本格的にドラマ界に進出。最近はNetflixのコメディドラマ『ターン・アップ・チャーリー ~人生アゲていこう!~』で、イドリス・エルバ(『刑事ジョン・ルーサー』)と共演している。
パイパーが新しくキャストに加わった『Penny Dreadful: City of Angels』は、米Showtimeで製作され、今年の後半に撮影が開始される予定。(海外ドラマNAVI)
Photo:
パイパー・ペラーボ
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