ディズニーの新配信サービス「Disney+」にて本国アメリカでは11月12日より配信されている、『スター・ウォーズ』シリーズ初の実写版ドラマ『The Mandalorian(原題)』。本作にガンマンのマンダロリアン役で主演するペドロ・パスカル(『ゲーム・オブ・スローンズ』『ナルコス』)が、秘密のはずである主人公の本名をインタビュー中にバラしてしまったようだ。米Comic Bookが報じている。(※本記事は、『The Mandalorian』のキャラクターに関するネタばれを含む可能性があるのでご注意ください)
動画インタビューで、ペドロは自身が演じるマンダロリアンについて、「Den Jarin(スペルはDin Jarrenの可能性も? 正確な発音は下記動画でご確認を)という名前のマンダロリアンはアイコン的かつクールで、欠点もあるしミステリアス。有名なサムライ映画や西部劇に登場するキャラクターを彷彿とさせる、孤独な射撃の名手なんだ」と語っており、どうやら思わずマンダロリアンの本名を明かしてしまったようだ。
そんなマンダロリアンを演じるにあたっては、クリエイターのジョン・ファヴロー(『アイアンマン』シリーズ)にどんな映画を参考にすべきかアドバイスを求めて、クリント・イーストウッドが主演しセルジオ・レオーネが監督を務めた『荒野の用心棒』や『夕陽のガンマン』、黒澤明の『用心棒』を薦められたそう。
これらの映画を役作りに役立てたというペドロは、次のようにコメントしている。「クリントと僕はとてもサムライ的なんだ(笑) だからアイコン的なキャラクター二人(マンダロリアンとクリントが演じたキャラクター)にのめり込んだよ。マンダロリアンをできるだけ人間的で共感しやすい風に演じるのは楽しいね。彼は頭のてっぺんから爪先までアーマーで覆われていて近寄りがたいから、こう言うと妙に聞こえるだろうけど。でも彼は親しみやすいし、人は誰だって"アーマー"を身に着けていて、それを脱ぐことを怖がっている。それこそがマンダロリアンを演じる上での神髄で、そういった点をみんなが応援したくなるんじゃないかな」と、マンダロリアンを演じる意義について語っていた。
マンダロリアンの名前がペドロが言っていた通りかも気になる『The Mandalorian』は、Disney+にて毎週金曜に新エピソードが配信される。ただし、第7話だけは『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』が12月20日(金)に日米同時公開となるのに先駆けて、その20日でなく18日(水)に配信される。シーズン1の最終話は12月27日(金)配信予定。すでにシーズン2の製作が始まったと報じられている。(海外ドラマNAVI)
Photo:
『The Mandalorian』