リブート版『ゴシップガール』は、ダンのその後を描く?!「ダンがどうなったかについて話をしています」

NYに暮らすセレブな高校生の友情や恋愛模様を描いて世界的な大ヒットなった『ゴシップガール』。HBO MAXでリブート版が製作されることはお伝えしたが、今回この新作の内容についての新たな情報が報じられた。米TeenVogueが伝えている。

オリジナル版でクリエイターを務めたジョシュ・シュワルツとステファニー・サヴェージがリブート版でも製作総指揮を務め、脚本・製作総指揮を担ったジョシュア・サフランも続投するリブート版。本作は全10話となり、オリジナル版が終了してから5年後を舞台に、ソーシャルメディアとNYの状況がいかにして変わったのか、マンハッタンに暮らすゴージャスな高校生を新たに紹介し描かれる。

そんな本作にオリジナル版からあのダン・ハンフリーが戻ってくるかもしれないとサフランは語った。「ダンがどうなったかについて話をしています。ですので、演じたペン・バッジリー(『YOU ー君がすべてー』)に出演が可能かどうかを聞くため連絡しないといけないかもしれません。ペンは常に仕事を抱えていますが、なんとかこの作品に誘い込めないかと思っています。みんなカムバックしたいようであれば、ぜひ出演して欲しいですし、あの世界はまだ存在するのです。セリーナ、ブレア、チャック、ダンの世界が」

サフランは続けて、『ゴシップガール』の世界とマーベルユニバースと比較した。「続きという概念のものではありません。全く異なるアングルから見るものなのです。この新作で登場する新たなキャラクターたちも、"セリーナ"や"ブレア"といった名前を耳にするのです。オリジナルのキャラクターは、このリブート版の世界の一部なのです。ですから、戻ってきて欲しいですね。5年も間が空いているので、セリーナたちの現状はあの時と全く違うものになっていることも十分ありえます」

また、配信が2020年になることで、テクノロジーにも変化をつけることもコメント。「オリジナル版の時は、Facebookなどのソーシャルメディアでどこにいるかなどみんながチェックしていました。でも2020年になると変わっています。ダンが閉じてしまったゴシップガールですが、それ自体の意味、そしてゴシップガールが今の子どもたちとどのようにやりとりするのか、このリブート版を通して、現代の子がどのように影響されるのか見るのはとても面白いと思います」

ペンのスケジュールが空けば、ダンの登場の可能性は高そうだ。オリジナル版からはすでにゴシップブログの謎の管理人"ゴシップガール"として、全エピソードのナレーションを務めたクリステン・ベルが本作でも引き続き、ナレーションで復帰することが決定している。

ダンを始め、その他のオリジナルキャストは果たして復活するのか。リブート版『ゴシップガール』の情報が入り次第、随時お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:

ペン・バッジリー(c)Dara Kushner/FAMOUS