クリントン不倫騒動のドラマ化、監督は『クリミナル・マインド』生みの親に決定!

ヒットメイカーのライアン・マーフィー(『Glee/グリー』『アメリカン・ホラー・ストーリー』)が製作総指揮を務め、米国で実際に起きた事件を取り上げる米FXの人気アンソロジーシリーズ『アメリカン・クライム・ストーリー』。その新シーズンでは1990年代後半にビル・クリントン米大統領(当時)とホワイトハウスの元インターンが繰り広げた不倫スキャンダルが描かれるが、この度、監督が発表された。米Deadlineが報じている。

『American Crime Story: Impeachment(原題)』と題された本作は、弁護士であり法律ジャーナリストでもあるジェフリー・トゥービンの著書「A Vast Conspiracy: The Real Story of the Sex Scandal That Nearly Brought Down a President(原題)」を元にしている。クリントン大統領がインターンだったモニカ・ルインスキーと不倫騒動を起こし、ルインスキーが二人の関係を証明する物的証拠を所有していたことで不倫を認めざるを得なかった大統領は弾劾裁判にかけられた。クリントン大統領役には英国俳優のクライヴ・オーウェン(『The Knick/ザ・ニック』『シン・シティ』)が決まっている。

今回監督に決まったのは、『クリミナル・マインド FBI行動分析課』『GIRLS/ガールズ』といったTVシリーズを手掛けてきたリチャード・シェパード。『クリミナル・マインド』『アグリー・ベティ』『リンガー ~2つの顔~』『ゴールデン・ボーイ 若きNY市警本部長』『セイラム 魔女の棲む町』『ローズウッド ~マイアミ私立検視ラボ』などで作品の指針となるパイロット版を担当し、見事にシリーズ化へと導いてきた名手だ。『アグリー・ベティ』ではエミー賞監督賞も受賞。マーフィー作品でシェパードがメガホンを取るのは、今回が初めてとなる。

また新たなキャストとして、『アメリカン・ホラー・ストーリー』シリーズに度々登場しているビリー・アイクナーの出演も決定。ビリーは同シリーズの『カルト』ではハリソン・ウィルトン役を、『黙示録』ではブロック/マット・ナッター役を務めており、今回演じるのはクリントンとルインスキーのスキャンダルを公にしたジャーナリストのマット・ドラッジだ。モニカ・ルインスキー役にはビーニー・フェルドスタイン(『レディ・バード』『ネイバーズ2』)、同事件で大きな役割を果たすモニカの同僚リンダ・トリップ役にサラ・ポールソン(『アメリカン・ホラー・ストーリー』)、セクハラでクリントンを訴えたポーラ・ジョーンズ役にアナリー・アシュフォード(『マスターズ・オブ・セックス』)がキャスティングされている。ヒラリー・クリントン役はまだ決まっていない。

豪華キャスト&スタッフで製作する『American Crime Story: Impeachment』は、米FXで2020年後半か2021年前半に放送予定。(海外ドラマNAVI)

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『クリミナル・マインド FBI行動分析課』
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