トム・ヒドルストン主演『アベンジャーズ』ロキが主人公のドラマに新たなキャストが発表

ディズニーの新配信サービスDisney+が製作する新ドラマ『Loki(原題)』は、人気マーベル・スーパーヒーロー映画『マイティ・ソー』シリーズの主人公ソーの義理の兄弟で、ヴィランとして描かれるロキを主人公した単独ミニシリーズ。映画版でロキを演じたトム・ヒドルストン(『ナイト・マネジャー』)が同役で続投するシリーズに参加するキャストが新たに発表となった。米Comicbook.comが報じている。

冒険アクション映画『ナイト ミュージアム』や『シャンハイ・ヌーン』シリーズで知られるオーウェン・ウィルソンが出演することが明らかとなったが、彼が演じる役柄に関する詳細は伏せられており、以前に出演が発表されたソフィア・ディ・マルティーノ(『イエスタデイ』)が扮するキャラクターについても依然として不明だ。

先月末、2015年にマーベル・コミックスに初登場したセラがマーベル初のトランスジェンダーキャラクターとして登場することが報道されたが、こちらもその配役はまだ明らかになっていない。

ドラマ版では、時空を飛び越えるロキが人類史や過去の出来事に影響を及ぼすとのことで、Netflixの性コメディドラマ『セックス・エデュケーション』や『デイブレイク ~世界が終わったその先で~』でメガホンを取ったケイト・ヘロンが監督を務める。脚本を手掛けるのは、人気アニメシリーズ『リック・アンド・モーティー』のプロデューサー、マイケル・ウォルドン。

オーウェンはコメディ映画に数多く出演していることから、『Loki』でもコミック・リリーフ的な役割を担う可能性が高そうだ。

そして、先日Disney+は『Loki』に加え、同じくマーベルドラマとなる『The Falcon and the Winter Soldier(原題)』と『WandaVision(原題)』をまとめたティーザー予告編を解禁した。



主に映画界を拠点にするオーウェンは、ロマンティック・コメディ映画『ウエディング・クラッシャーズ』や『ズーランダー』をはじめとするコメディ作品を得意としているが、『ミッドナイト・イン・パリ』や『映画と恋とウディ・アレン』などウディ・アレン監督の作品でも活躍している。

オーウェンがどんな役を演じるのか楽しみな『Loki』は、Disney+にて2021年春に配信スタート。(海外ドラマNAVI)

Photo:『アベンジャーズ/エンドゲーム』(c)Marvel Studios 2019