今年15シーズンをもってついに完結となる大人気ドラマ『SUPERNATURAL/スーパーナチュラル』。それに向けてワーナー・ブラザース テレビジョン & ホームエンターテイメントで豪華なファイナル・プロジェクトが行われていることは先月お伝えした通りだが、その時は話に出ていなかった特別企画、声優たちのスペシャルインタビュー連載がこの度スタートした。第1回となる今回は、サム・ウィンチェスター役の内田夕夜のインタビューをお届け! 現在はファイナル・シーズンのアフレコ収録の真っ最中だそうで、10年以上にわたってサムを演じてきた彼が語る、現在の心境、兄ディーン役の東地宏樹との関係、お気に入りのエピソード、そして理想のラストとは?
――全エピソードでサムの声を務めている『SUPERNATURAL』が、いよいよシーズン15で終わりますね。吹替え収録に入りましたが、今どのようなお気持ちでしょうか?
寂しいです。でも、ちゃんと終わってくれるので、そこは良かったと思っています。最後のシーズンは最後の想いの入った最高のシーズンになるでしょうから、ワクワクもしています。
――長年にわたって演じてきたサムというキャラクターは、どのような存在になりましたか?
とても他人とは思えない存在になりました。
――最初の頃のシーズンと現在とを比べて、演技に変化はありますか?
変えてはいませんが、ともに年を重ねて、変わってきたとは思います。
――ディーン役の東地宏樹さんとずっと兄弟役を演じてこられましたが、お二人の関係はどのようなものになりましたか?
「阿吽(あうん)」の信頼が置ける方になりました。
――サムもディーンも、何度も死んでは生き返るキャラクターですよね。それに関してはどのような気持ちで演じてこられましたか?
毎回、死ぬとも、生き返るとも思わずに演じてきました。
――『SUPERNATURAL』はファンに支えられ続けてきたドラマですね。そんなファンとの関係についてはどう思われますか?
お互いの存在を楽しんでいる感じが好きです。
――これまでのシーズンで印象深かったエピソードを教えてください。
テレビの世界に引き込まれる話(シーズン5第8話「異次元へのチャンネル」)と、200話目のミュージカルの話(シーズン10第5話「女子高生の課外活動」)。それと、悪霊ではなくて壁の中で育った人間を退治しなければならなかった話(シーズン4第11話「家族の絆」)ですね。
――それぞれのキャラクターに気持ちを伝えられるとしたら、どんなことを伝えたいですか?
サムへ。何度も世界を救ってくれてありがとう。大好きです。
――サムの特に好きなところは?
真っ直ぐさ。
――ご自身が考える、「こんな結末が良いと思う」という理想的なラストは?
神より、天使より、悪魔より、人間として希望のあるラスト。でも、彼らが選んだラストなら、それが一番理想的です。
――『SUPERNATURAL』のファンにメッセージをお願いします。
全部を込めて演じきります。
いかがだったろうか? このインタビュー連載は今後毎月掲載予定で、次回は津田健次郎(カスティエル役)が登場する。お楽しみに!
また、内田のインタビューと合わせて、サム役のジャレッド・パダレッキが登場する特別映像も公開された。前半の撮影現場の舞台裏パートでは、貴重なリハーサルの様子を見ることができる、ファン垂涎の内容だ。ジャレッドたち俳優が意見交換しながら実際にどう演じるかを固めていく様や、共演者を優しく気遣う様子も垣間見ることができる。後半には日本のファンへ向けたジャレッドからのメッセージもあるので、最後までお見逃しなく!
完結に向けて1月にオープンした特設ページでは、公式限定動画やプレゼント情報、スマホやPCの待受壁紙カレンダーなど、まさにスペシャルな情報ばかり。Twitterページでは、キャストやファンのスパナチュ関連のSNSをまとめてチェックすることができる。さらに、過去シーズンを人気投票で選出されたエピソードで振り返る「スパナチュを振り返ろう 毎月試写会」も開催中だ。15年にわたって続いてきた『SUPERNATURAL』を、みんなで楽しんで、盛り上げていく、参加型のコンテンツ満載を今すぐチェック!
Photo:
『SUPERNATURAL』内田夕夜&ジャレッド・パダレッキ
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