『オルタード・カーボン』アンソニー・マッキー、シーズン1の主役ジョエル・キナマンから引き継いだもの

2月27日(木)に配信開始されたばかりのNetflixのSF大作ドラマ『オルタード・カーボン』シーズン2で主人公タケシ・コヴァッチを演じるアンソニー・マッキー(『アベンジャーズ』シリーズ)が、シーズン1で主演したジョエル・キナマンから引き継いだものを明かした。

英SF作家リチャード・K・モーガンによるサイバーパンクの同名小説をドラマ化した『オルタード・カーボン』。舞台は、人類が銀河系の惑星に散らばり、国連の専制支配下にある25世紀。デジタル化された人間の魂"スタック"は小さなメモリに記録され、服を着脱するように外側の肉体"スリーヴ"を変えれば、永遠の命を得られる世界が描かれる。

シーズン2から主人公タケシ・コヴァッチに扮するアンソニーは、米Comicbook.comのインタビューに答え、自身の役作りについて語り、同じ魂を演じたジョエルから引き継いだものと変化させたものを明かした。

「シーズン1はシーズン2とは大きく異なり、タケシは復讐に出るからね。だから彼は非常にダークでひねくれて、すごくストイックな性格になっている。だからシーズン2の初めではそんなエネルギーを持ち込んで、タケシに影響を与えて変化させ、もっと感情的に演じて彼を向こう見ずにさせた。なぜなら、(シーズン1でキャラクターの基盤が出来ているから)シーズン2ではキャラクターについて心配はしなくていいからね。ただ、第1話からシーズン2の終わりまでタケシの変化を考えなくちゃいけなかったから、自分なりの役を演じようとしていた。シーズン1でジョエルとウィル(・ユン・リー『グッド・ドクター 名医の条件』)が演じたバージョンを本当に気に入っていたから、その要素を少し引き出して、そこに自分なりの味付けをしたんだ」

シーズン2では、主人公を演じるアンソニーだけでなく、ほとんどのキャラクターがスタックを新しいスリーヴに入れ替えたためキャストが大幅に変更されている。しかし、シーズン1にタケシの右腕的存在となった人工知能ポーを演じたクリス・コナー(『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』)が新シーズンにも続投している。

アンソニーがタケシ・コヴァッチ役を引き継ぐ『オルタード・カーボン』シーズン2は、Netflixにて配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:Netflixオリジナルドラマ『オルタード・カーボン』