【Huluおすすめランキング】『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』など珠玉のホラードラマトップ5

今回はHuluで現在配信中の作品から、珠玉のホラー作品5点をお届けしたい。不気味な雰囲気に満ちた正統派ホラーやアクション重視の爽快な作品など、バリエーション豊かな顔ぶれが揃っている。

5位:『Channel ZERO』シリーズ

「クリーピー・パスタ」というネットスラングをご存知だろうか。ネット上でまことしやかに語られる、薄気味悪いがついつい読んでしまうような怪談のことだ。5位の『Channel ZERO』は、まさにそんな興味引かれるエピソードを映像化したシリーズ。シーズンごとに設定を変え、新しい恐怖の扉を次々と開いてゆく。シーズン1『キャンドル・コーヴ』は、1980年代に話題となっていた不気味な子ども番組の秘密に迫るストーリー。番組を観た子どもたちの失踪が続いたことが当時の人々の関心事となっていたが、故郷を訪れたマイクに往時の恐ろしい記憶がフラッシュバックする。続くシーズン2『ノーエンド・ハウス』は、女性二人がお化け屋敷で期待以上の恐怖を味わう内容。町に出現する不気味な階段が失踪事件へとつながるシーズン3『ブッチャーズ・ブロック』も見逃せない。

4位:『ブレインデッド』

4位『ブレインデッド』は、本格的なホラーが苦手の方にもおすすめできる作品。コミカルかつハイテンポなため、一見ふつうの政治ドラマにも思えてしまうほどだ。作中ではロシアから詳細不詳の隕石がアメリカに届けられ、その輸送に関わった男の人格が変わってしまう。やがて宇宙からやってきた謎の昆虫の存在が判明し、それが脳に寄生することで思考を操られてしまうとわかる。アメリカの二大政党、民主党と共和党の対立もこの昆虫が原因だったという大胆な設定だ。ドキュメンタリー映画を制作しているローレルが政界の内幕の取材を行うなかで、この奇妙な因果関係を見出してゆく。

3位:『GRIMM/グリム』

3位の『GRIMM/グリム』は、奇妙な運命を背負った男の物語だ。アメリカのオレゴン州で優秀な刑事として働いていたニックは、人々の顔がモンスターのように変形して見えるという幻覚に悩まされていた。叔母の死をきっかけに彼は、それが彼女から受け継いだ「グリム」と呼ばれる血脈によるものだと知る。死の間際に叔母から託された鍵をめぐり、ニックは恐ろしい勢力との闘いに巻き込まれることに。命を狙われながらも、グリムの能力を巧みに使って活路を切り拓く。少女の失踪事件やバス車内で起きる殺人事件など、ニックが刑事として担当する事件との関連も見どころだ。

2位:『ハンニバル』

ホラー史上最も有名な人物のひとり、ハンニバル・レクター。第2位となったドラマ版『ハンニバル』は、殺人を犯したうえにターゲットを捕食するという彼の、危険すぎる本性に迫る。作品の主人公となるのは、FBI内で講師を勤めている男・ウィルだ。本来は捜査官の職を希望していたものの、殺人者の心境に強く共感してしまうという特殊な能力が仇となり、捜査官への道は閉ざされることとなった。ところが、とある連続殺人事件が迷宮入りし始めたことから、ウィルを捜査に投入することがFBI内で決定。最前線の現場での任務に意気込むウィルだが、その強すぎる共感性が再び足枷となり、精神は限界まで追い詰められる。

1位:『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』

第1位は、勇敢な兄弟が悪霊とモンスターを討伐するホラー・サスペンス、『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』。サムとディーンの兄弟は父親から、怪物を倒すための厳しい訓練を受けていた。22年前に怪物に襲われ母を亡くして以来、超自然的な存在を憎む心を持ち続けてきた。ところがその母親を襲った怪物を狩りに出掛けた父が、家に戻らず消息不明になってしまう。父親探しの旅に出た兄弟が、訪れた先の町で毎話新たな怪物と対峙するという内容だ。2005年から15シーズンが製作されており、総話数は300を超える。現在放送中の最終シーズンとなるシーズン15は未配信だが、シーズン12までがHuluに揃っている。

以上おすすめしたい珠玉のホラー作品5作を紹介した。この他にもHuluにはコミカルな政治ホラーから15シーズン続いた重厚な物語まで、さまざまなテイストのホラー作品が眠っている。ぜひ、自分の好みの作品を探しだしてもらいたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:ジェンセン・アクレス&ジャレッド・パダレッキ ©Kathy Hutchins / shutterstock.com